ね、まって、まだ、こころのじゅんびが、なんていちどもおもったことないよ
あのひのまいにちといまのあしたがどうにもちがってなんとかいきてる
すきなものにむきあうとすごくつかれてだいじなものに ....
よるのそこにはやわらかなひかりがしづんでいる。
ひかりのまわりのよるはあさをはらんでにごる。
わたしのめはひるのひかりににごり、よるのやみにせをむける。
ほつほつとひろがってた ....
「みんなしあわせにくらしました」
それから?
それから?
しあわせは刹那、切なるものだろう
しあわせに暮らしたあと、何があるのか、おしえてくれないなら、
やっぱりしあわせであるこ ....
最近はいちんちに波がざぶざぶとしていて
うまくつかまないとゆるりずるりと沈んでしまいそうになる
上にあるきらきらまで行く、息継ぎをする、
そこにあるものの平凡さ、素晴らしさよ
....
はやくこいこい、お月さま
なみだが落ちて、くるまえに
のにさくこすもす、やさしく手折り
いちりんわたす、ひとみはあおい
ろんきょをとわぬ、それは盲の
ははのそれにもにた愛であろ
....
し、いっ!
あさがもうそこにきているんだ
わたしはもうまたないよ
せをむけて、かげをのばすんだ
しるよしもない
あなたは
わらわないで、
せかいがふるえる
しかめっつら ....
とらら、ららら、らるるる!
なんとももう3度目の冬
りずむもめちゃらくちゃらで
のりきれているのかといえば
かならずしもそうではなく
きりきりと危ぶみながら
はみだして生きています
よる ....
ばかだな
いまなら
ばらだって
いきていたろうに
さびしい
よるには
なしくずしに
らんどすけーぷをちぎる
オリオンの三つ星
・
ルビーの睫
ヴァリエーション4、 ....
近頃の夜は白つぽく濁つてゐる
電車の高架上から外を見ると
それは寧ろ何時にも増して黒黒と深いやうで
やつぱり一枚の平面なのであるが
そこには一つのまたのつぺりとした
只赤い太陽の笑いがはりつ ....
うさぎのはなし
みみをむすんで
はいたになって
しろいむすびめ
がいじのそれは
しろいりぼんだ
せーらーふく!
どうしたんだい
きみのめったら
みていられない
まっかに ....
あさのひかりのなかに
あなたのかげがとける
なみださえもきはつせいなのか
からだなどはすでにみえない
ないてもないても
いつまでもそらはそらのままそこでひかる
でんわのべる ....
おやすみなさい、
やすらかに
すずのね、のびやかに
みんな、よるのなかに
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