ねえ、こんなにもわたしたち、きれいになけるんだね。
 
 
 
窓ガラスの水滴に指先を滑らせながら隣で彼女は呟いた。
 
冷たくなってしまった手のひらを互いの呼吸で暖める。一つ。また一つ。 ....
 
空と海が混ざり合う
溶け合って中間色
フラッシュバック
あの日見たカモメと
記憶の共有
 
海岸に咲く花が
あまりに君を思い出させるから
優しく摘み取って
僕の真ん中に咲かせた ....
朝飯グミ(2)
タイトル カテゴリ Point 日付
表面張力自由詩008/2/17 22:02
カモメのメモ自由詩208/1/17 14:02

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