何もかもが一歩だけのとこで壊れた
もう忘れましょう、私には忘れることしか
実行可能性のある選択肢がない
森のある町 隙間を縫う国道
どこにでもあるようなとある街
家と社会を繋ぐ道
森の ....
なるようになればいいさ

ずっと思ってたことを言った
僕はひどく酔っ払っていて
それが聞き取れない
なんだか自分の言葉は
あんまりに嘘がないので
ちゃんとしてる時じゃないと
理解す ....
間抜けとすこし話をした
どっかのドラマの中みたいに
でかいグラスに
ウィスキーを注いで渡す

金は、もうない
素直に話した
返すどころか
こっちでやってくぶんもない
マジだ
な ....
私に訪れたものは感覚の無為の実感であって、いかなるそれ以外の異観では無くて
実感として得られた私の感覚の消失が齎した空間を感じる気持ちでありました
高い窓などに顔を覗かせて不愉快な気分を空気に ....
心になにか一つ棘が
はえていたとして
匂いのする街角が
無力になったりする日がある

今日はその日だってことにする
朝の四時過ぎに
駐車場で目をつぶって
何かを待ってた
明日は誰にも ....
忘れていた感覚になりましょう
覚えていることまで成長しましょう
ぼくが好きになった彼女の宗教が
街角で話しかけてくる

きみが好きなものをまずは捨ててみようね
きみが嫌いなものも一緒に、同 ....
気をつけ、反逆
マズルフラッシュ
頭の数数える
蹴倒す日陰

目の奥でも
木陰でも
共有だけ出来ない

もう一度だけと
いつも君は言う

うんざりしながら
爪の間を見てみ ....
誰もいないな
誰も
忘れていないな
なんだか
知らない歌を
覚えそう
”わたしは甘い劇薬なので---
---もらわれ子なのです”

指揮者は怠惰
彼は
作るのをやめた
今日 ....
きみたちとぼくが
笑顔でしかつながってないのは
もうわかってるだろ?
握手に置き換えられる何かを
交わし合ってる間だけ
社会が発生する

寝言で使い合うお互いの柔らかさ
すり減るた ....
酷くやな気分だ
誰ももう僕のベッドには近寄らない
古い目覚まし時計
親父が 長く務められたからと貰ってきた
そいつが僕をせきたてる
お前の番だ、そういうことなんだ、ってな

寝過ごす ....
僕の指をヤニで染めた
おどれ、深く眠れ
僕の歯を黒く染めた
おどれ、深く眠れ

深く眠れ、深く眠れ
深くに生まれて
僕の指に届いて
煙になって消える
深く、深く眠れ

僕の闇 ....
匂いがするから
君が好きさ
メガネをかけてないときにも
不安定じゃないのは
君といるときだけ

窓辺に目を細めながら
置いたサボテンに
水をやってくれるかい
冗談のつもりで喋った ....
ビー玉を一つ
如雨露の中に忍ばせて
散歩にでかけたら
まるで知らない人たちが
僕のことを話してる

甘いこと、冷たいこと
これは夏のこと
赤いこと、長袖のこと
これは夢のこと
 ....
今日帰ってくるのは
化け物だ
僕が知っているだれでもないし
だれが知っている存在でもない
乾電池を無数に並べて
その真ん中で丸めたティッシュを燃やす
ティッシュには膿の混じった血が乾い ....
先程戻られました
居られないようですね
事務所に行くとおっしゃってました
そうですね、秋の風はひどい匂いがしますね
こちら休憩室
厚生棟休憩室です。オーバー?

喫煙室を見てきます
 ....
地面で眠る古い足
死なない兵隊に花束を

積み上げる双葉の
匂いに酔っている

花束がどうしても見つからず
ガソリンに指を浸している

うるせえ、亡霊
うるせえ、亡霊
うるせ ....
あるきまわる場所が
いつしか世界の外枠になってしまった
そんな人類にとって
深海の騒がしさはいつも憧れ

何も知らないことで
何度も希望を生んできた
白痴の創造主が僕らの中にいて
 ....
古い卓球台に、チェスのボード
幸せなことがどういうことか考えれるだけ
まだマシだって思ってる

合板の構造がよく分かる
卓球台の角には捲れたささくれが
攻撃を意識して指先に手触りを与える
 ....
目隠しをしたまま
食卓を囲んでいよう
これまでもそうだったんだ
これからは自覚して見ないでいる

冷たいものは一つあって
そうじゃないのが一つ
しょっぱいのが少し
全くの液体が一杯 ....
無限に訪れる
心配事の種は
球根と違って
どんな場所にも入り込んで
ある日姿をあらわす

ある日
散歩の途中で
出会った庭には
テッポウユリが咲いていた

その数は
非現実 ....
なんで何度も
こんなとこに戻ってきちまうんだろう
最初からやり直すなんて
もう出来そうになくなってから

あの日確かに
俺はなにかやれそうだったよ
若かったし、今より少し馬鹿だった
 ....
いつも僕がパートタイムで
稼いでるなんてことを
だれが言って、笑ってるなんて
そんな情報はいらない

退屈な仕事を続けるのは
暇つぶしのつもりでも
いつか自分を食い殺すような
化け ....
6p
あなたは頭にてをあてて、「願いましょう、ほしがりましょう」といいます。
それを聞きましたら、「わかりました」というのです。

21p
怪我をしたら、その血がぢめんに落ちる前にするこ ....
未来がここに来ないとしても
あの時見た希望の成れの果てがこれでもいい
失望の果て
諦めの果てがこれでも
もういい、わかった
僕は楽しいことを理解した
君には付き合えない

君は僕に ....
ティンカーベル、ダンス、空の中で。
開放の、快楽。もっと、ルーザー。
ハイ・ファンタジー。
ストラテジー。
モア、ルーザー。

なんの貨物なんだ。
希望のアウト・デイジー。
一人じ ....
社会性をぶっ壊したあとに残るのが野生性なんですか
野生性をぶっ壊したあとに残るのが社会性なんですか
理性をぶっ壊したあとに残るのが本能ですか
本能をぶっ壊したあとに残るのが理性ですか
こい ....
なにをそんなに
我慢してんだ
見りゃわかるよ
何がしたいのかすぐわかった
わかったから
そんなことぐらいしか言えないんだ

きみはいたそーだ
痛いし苦しいし
もう嫌になっちまって ....
真夏になる前に
逃げてきた場所で
やらなきゃだめだ
首に手をかける
君と二人

汗ばかり
動いてる
匂いがする
君のやつと
僕のやつ

混じってしまったところと
別々のと ....
パンクスは死に絶えた
ひどく単純な理由で
僕らは政治的信条を
一つに絞ってしまったんだ

2047年9月
パンク音楽公益法団は
当時の世界情勢に鑑みて
反抗すべき対象を決めた

 ....
君が言うところの新しいあさが来た
君が言うところのすべきことはできてない
言い訳が見つからない時いつもするように
カーステレオのボリュームをいじる
でかい音で流れてるのが何なのか
僕には ....
竜門勇気(810)
タイトル カテゴリ Point 日付
とにかく帰る自由詩1*19/12/18 14:17
ooo,ppp/qqq,aaa自由詩2*19/12/16 10:39
錆びついた奴ら自由詩3*19/12/13 0:44
いのIDIOTmethodうのいほう自由詩1*19/12/10 0:23
892,800秒自由詩1*19/12/9 23:48
彼女の時間。自由詩019/12/2 4:29
誰も気づかないように打つ光のような一撃自由詩1*19/11/30 2:12
+9自由詩019/11/10 16:55
野良犬たちが今夜、ぼくを迎えに来る自由詩019/11/7 22:43
朝起きて、いきていく自由詩1*19/11/4 23:34
深く眠れ。もう目覚めるな。自由詩2*19/10/21 23:05
コードにつながった呪い自由詩3+*19/10/21 22:47
如雨露。ビー玉。くそったれ。自由詩0*19/10/11 23:25
何も送らない日自由詩1*19/9/27 22:57
こちら厚生棟休憩室です。オーバー?自由詩1*19/9/24 10:28
うるせー亡霊自由詩3*19/9/23 10:44
深海で紅茶を、深宇宙で紙巻きタバコを一本自由詩1*19/9/19 3:41
あなたには、痛くないところはないの?自由詩019/9/16 23:45
花壇に食卓自由詩1*19/9/11 11:51
ミルクより白いものも、ユリよりも白いものも僕は知らない自由詩0*19/9/1 19:57
今はもうだれとも、手をつないだりちょっとした話をしたりしたく ...自由詩1*19/8/28 3:19
00s ages scum punk rock自由詩019/8/16 7:49
あなたのおまじない(82年 東亜缶房刊)より[group]散文(批評 ...2*19/8/5 21:51
けして誰にも届かないものだとしても世界で一番でかい音で鳴らせ自由詩1*19/8/2 5:06
なんてたくさんの鱗粉!自由詩019/8/2 1:10
コミュニケーション・インポテンツ自由詩019/7/26 2:57
itaqa neesea自由詩019/7/24 0:06
代償行為をやろう自由詩019/7/13 23:56
punk rock is dead, punx is dea ...自由詩019/7/13 23:16
timmy you koond jos new holew!自由詩019/7/9 22:58

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