まるで昨日と同じようなものを
ずっと遠くまで並べて
見事な演劇をしてるような
気分になって笑っている

なんででもどうしてでも
君には幸福を感じてもらわなきゃいけない!
すべての不幸 ....
ワクワクしながら生きてなんて行けない
何かを楽しみにしてそいつを待つなんてできねー
嬉しいことなんかいらねー
知らねえことだけはわからねー
やっぱりあいつより僕は間抜けかい?

濁った ....
朝起きて
遠い国のニュースを見た
”雄牛の軍団がアイドルを喪失!失恋の衝動をマタドールにぶつける”
なんてこった。マタドールは然るべき教育を受けるべきだ!
誰かとこんな話をしなきゃなならないは ....
ただ呼吸をしている存在であったことなんて
あっただろうかってずっと考えてる
今の世界が不満なのも
何度も愛情が僕をおいてどっかいっちまったのも
きっとそのままであったなら無かったことだ
 ....
がに股の女が近づいてきた
その日は二日酔いの生き残りが
頭ん中でうずくまってたからさ
あーうあーう

殴り殺してしまったんです
あいつに似てたから

二度目だったので
誰も信じち ....
集まって噛み付く
せがんで投げ出す
君についてる
悪い虫 悪いやつ

窓があればなあ
外を見れたのに
何でできてんだろうねこれ
継ぎ目だらけで
どこにも隙間のねー暗い壁

ひ ....
情けない今日の終わり
部屋の中にいる奴らは
ただも一人楽しそうな顔なんてしてなかった
まずい酒が大好物
そんなつもりでいるんだ

何もかも
ろくでもねえくそったれだったよな
二日酔いの ....
登校拒否
これは愉快な現象だ
少なくともそうでない人物にとっては

義務と課せられたことを
しないなんてすごく魅力的だ
僕だけ税金を払わないでいい
とか
僕だけ働かなくてもオーケー
 ....
何もかも捨てる前に
何もかも捨てない
濁った場所に行く前に
濁っていない目をさがす

部屋の中にあるものが
世界の全てなんです
捨てないでくださいって
懇願とか交渉とかで
現状を ....
今月末旅行へ出かける
誘われたわけでもないのに
遠くに行くなんて
久しぶりだ
一昔前にそんな話を聞いた
あんたはそんな言葉だけで
でかけてったきり帰らない

俺もでかけていくのは好 ....
三度目の嘔吐
硬めで頼んだ麺が
グチャグチャの化け物になる
冷たい水はどこ?
水たまりを憎らしげに見つめる

時刻
うーん
そんなものは存在しないようだ
周りは暗くて
街灯が街 ....
テレビに続いて
私が登場します
乞うご期待
冷たい言葉がジャズの書く言葉で踊る
たのしい

不滅のものをいくらか挙げよう
愛、これは違うかも
友情。これは絶対違う
信頼、違うな
 ....
身に覚えのない傷ばかりが
目についてしょうがない
風呂の中で何度も思う
こんなに傷つくほどのことなんてあったかよ?

きっと寝てる間に
タチの悪い虫に食われて
掻き毟っちまったんだ
 ....
比喩じゃないんだ
信じてくれ
真っ青な草が生えた丘を見た
八月の初め頃の話だ
僕は何もかもが嫌になっていた
(よくある話だ)
家のドアを蹴飛ばすように開けて
外に飛び出した

す ....
君は自身の悲劇を語るとき
この街の特性について語る
それは検証可能性がない話で

例えば、この河原で並ぶ恋人たちが
こんなふうに均等に間を空けて座っているのか
それはこの街が腐ったひね ....
真夏に会えなかった人々
覚えてるかい
ここは本屋で
ほらそこは食堂だった
これは覚えてるかな
そこの角。大きな道が見えるだろ
あれを右に曲がってすぐに
小さな脇道があるんだ
表札が ....
黒と白と赤と黄色
コップの中で揺れている
最悪の出来事が
たくさん起きたんだ
そんな顔をしてみんな立っている

ただ違うことが不幸の始まりで
同時に終わりを内包している

ここは ....
にこやかに交わし合う
流通する愛撫
性欲の使い方が
誰とも分け合えない

薄墨色の手紙
何度か届いていた
僕がそれを忘れる
その仕草を共有しよう

誰がだれでもどうでもいい
 ....
椎の実が秋には
たくさん転がってる
あの場所に
君は僕を埋めた

色の名前がついた
色んなお土産を
春も冬も
関係なく供えていく

通りを歩く野良猫たちが
きょうはやたらと多 ....
逃げ出したこと、あるかい
何回?どこで?なにから?
後ろから声が聞こえる
日々は試しだ
誰かはわからない
声ばかりがでかく聞こえる

ニガー、黄色い猿、赤鬼
連れだって出かける
 ....
世界の終わりみたいに酒のんで寝てます
いつでも電話してください
長い休みをもらったのでありとあらゆる友人に
メッセージを送った
もう少しでセミが地べたから湧いて出る

君らはなにか勘違いを ....
いつのまに
こんなとおくまで
行っちまってたんだな

すげーよ
わかんねー
なにがなんだか

どんだけ
やりっまくったんだ
逃げるにも
にげらんなくなっちまったのか

や ....
この部屋に
彼女が来るから
二年も前から
ごみ捨てをやめたんだ
壊れたレンジを
山程集めて
一つ壁を作る

ゴミの中に手を突っ込んで
目をつむる
ゆっくりと指を開く
神様に祈 ....
自動で変わり続ける
チャンネルを見てる
唇を言葉が濡らす
顎を伝う膝に落ちる

夜は終わるだろうな
こんな調子じゃ
いつまでもなんて
おもえない

となりでレイプが始まる
そ ....
臭うまでほったらかしてく
冷たい死体背負って
戦乱のどっかをニュースで見たり
だれかの終わりをしゃべったり

いいやつなんだ
あいつらも
どっかにいって そうとでもしよー

いままで ....
13月の一日についにィゴールヴの生演奏を聴くことができました。
ずっとCCDとかVCDとかでは聴いていたんですが(ヘビロテ)ついについにです。
やっぱりCCDとかの入りだとエフェクトがきついと ....
悲しいことが君は好き
苦しいことが友達だ
難しいことは君の教師
辛いことは心の栄養となるんだ

誰も選ばないような
荒れた道を選んで
そして何も
意に介さず進む
すべてがうまくい ....
少年のために
踏まれた影絵
羨みが混じった敵意が
無数の視線になって膝の下を
赤い雨だれのように飛ぶ

そこにいた誰かが
自分じゃなかった
そんなことで
ニトロの羽は抜け落ちる
 ....
カンニングペーパーに
君の名前を書いた
ずっとすべきだっただろ
思い出せない最後のカケラ

腐った野菜の山
君が僕に抱いた印象
窓の奥に星がいっぱい
見ろよあれが次の街だ

青色だ ....
感じるより先に
自分が何者かわかる瞬間がある
夜が瞬間に冬が寸前に
腰が浮き上がる
HIGH&HUNGRY
壊れた食欲ですべてぶっ壊す
よだれ!
よだれよだれが!

首を絞め、火 ....
竜門勇気(810)
タイトル カテゴリ Point 日付
愉快なランダム自由詩019/7/2 0:41
一人じゃ二人にはなれない自由詩0*19/6/30 10:53
探さないよ、なんて笑っていられる?自由詩019/6/30 1:13
誰も信じていない嘘を探してる自由詩019/6/27 23:57
鼻水が垂れても構わずにいつまでも歌っていた。自由詩019/6/23 11:18
彼女は凍ったままでいることだってできただろう自由詩2*19/6/22 10:44
映画の続きならいらない自由詩019/6/17 0:16
そして、僕は詩を書き始めた。それが救いだと信じて。自由詩5*19/6/12 16:12
クリーン・エイジ自由詩019/6/10 8:38
ピー・アンド・ナッツ自由詩019/5/31 18:50
ネバー・ゲット・サンライズ自由詩019/5/28 12:03
ボア!ボア!ボア!自由詩019/5/26 22:29
エンド・オブ・ゼロサムゲーム自由詩1*19/5/23 23:09
トゥルー・ソニック自由詩3*19/5/22 0:24
イファラーナブル自由詩1*19/5/19 17:31
センテンスレス アポカリプス自由詩1*19/5/18 12:26
リビン アティク オブ ライブハウス自由詩019/5/14 23:56
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耳耳耳耳耳耳をををををををををををかかかかかかかかかかかすす ...自由詩1*19/5/11 0:40
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