{引用=「すぱげてぃ」
腹を空かせた男がレストランの前を通りかかった。
陳列ケースに並ぶサンプルのスパゲティーが湯気を立てんばかりに輝いていて、その香りまでガラスを越えて届くかのようだ ....
事象なのだ と
ほほえみ
さらばえる
「老人は自然になった」
へだたるものは希薄
わたしを象るひとつ の
向かうのはひとであれ
「皮膚一枚の越境」
気が付けば触れている
首輪の方がな ....
書いた当時のままのものであるが、今において推敲が容易である事を認めるものである。しかし、推敲をする理由がない。投稿するにおいての考察ないし省察をし終えた結果を述べると、この場の私は探究するのであり、 ....
幾つかを証言し、幾つかを黙秘する。
私とは多面体であるが、その中身は「がらんどう」なのではないか、と私自身が知覚し、取り扱っている面の殆どが思っている。実際にどうかは知らないし、その点をとや ....
最初に答えを書いてしまうと、詩を認識し、詩について思考し、詩に向けて表現する。それが詩のレスポンスである。詩の批評と詩の感想も本来はそうであるはずなのだが、詩を無視して自分語りや作者語りに終始してる ....
どうやら別れである
私のではない 色々な物事があった
私は序と跋の行間に模された残像
に過ぎんからな
残像には残像に相応した 跋
皆無が待っておる
しかし私の言葉は彼らの言葉が ....
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