連休後の朝、
ちょっとお疲れ気味。

そんな時に限ってゴミの日で、
分別作業に気が遠くなった。

目玉焼きが半熟にならなかった時は、
朝食作りを放棄したくなった。

いつもできていた ....
毎日を
流していこう

昨日を残して
汚さないように

小さな傷は
気にしない

ピカピカに輝く
明日のために
どこから始めようかと
腰に手を当てて考える

片付かない過去と
まだ空っぽの未来

どうにでもなる
なんとでもなる

自分のことは自分で決める
汚れた顔を拭いながらでも
君が
笑ってごめんなさいという

僕は
笑っていいよといった

君が
いつもごめんなさいというから

僕は
いつもあやまらないでといった

君に
誰を見ているのと聞いてしまい ....
リンゴが手に取られて

そのままではいられないのか
とふと考える

ずっと木にぶらさがり
太陽を浴びる人生と思っていたら

収穫されて市場に出荷され
知らない場所へ運び込まれ

 ....
サーカスのピエロが
玉乗りをしているような

安定しない足元を懸命に
バランスを取りながら問う

上手く乗れていますか

泣きそうな顔で
周りを見渡すと

拍手が返ってくるから
 ....
暑かったり
寒かったり

元気だったり
凹んでみたり

朝が来たり
夜が来たり

笑ってみたり
怒ってみたり

繰り返し
練り直し

今日は今日で
明日は明日で
初めましての笑顔は
上手くできたかなぁ

傾きかけている空に
問い掛けながら歩く

いつもと変わらない
赫く星を見つけた時

うっかり
故郷を思い出し

張り詰めた気持ちが
 ....
ラクダ
ラクダ

ラクダは
ラクだ

ラクじゃない
ラクダも

ラクダ
ラクダ
今まで楽しかったから
これからも大丈夫

かくれんぼしている
小さな喜びを探しながら

俯いてしまう気持ちを
なんとか盛り上げて

のんびり歩いていこう
新しい歌でも歌いながら
 ....
山育ちの私が
山のない街で生活をする

心には山型の穴が
ぽっかり空いたまま

当たり前にあった日々が
遠くなっていく

この気持ちを
誰がわかってくれようか
泣かないと
決めた
約束守り
桜を見上げて
意地を張る
新天地
不安を抑え
前を向く
いつか
私の街になるまで
ずっと
遠いどこかに
身体を預けていた
気分だった

やっと
身体が戻り
自分の意思で動く
手を眺めた

そんな
時間は短くて
また流れの中へ
飛び込むけど

この先 ....
まっすぐに
まっすぐに

進むことが
正しいと思っていた

それができないと
気付いた後は

ゆらゆらしたり 
たらたらしたり

風が吹けば
揺れる花のように

こだわり ....
優しい言葉をもらったら
そのまま受け止めておく

裏は読まない
深読みしない

届いた言葉だけを
ありがとうと戴くと

気分が良くなってきて
本当のありがとうになる
嫌だから
向き合う

追わないけど
逃げない
家を出る時に
鍵を掛ける

ガチャリ

この音と共に
忘れよう

片付かない
部屋

整理できない
気持ちを
甘い飴を舐めるように
夢を語ってきたけれど
それももう卒業かなと
飴の包み紙を丸めた
今あるものを
捨てていく

何かを削るように
思いきり

ほとんどの
荷物を手放しても

しっかり括って
失くさないように

持って行こう
{ルビ希望=これ}だけは
もくもくと
床磨き

とんとんと
整理整頓

掃除を
したのに

てんてんと
足跡が付き
一昨年の
夜店ですくった
金魚が一匹
水槽の中

いつも
そこにいるのが
あたりまえの
或る朝

白いお腹を
空に向けて
ぷかりと
浮かんでいた

涙は
流れなかった
 ....
何度も修理して
乗ってきた自転車の
寿命がきた

鍵付きで放置しても
無くならないほど
錆びた車輪

届いた新しい自転車は
ピカピカと輝きを放ち
眩しくて目が痛い

古い自転車 ....
私は、

おしゃべりが大好きで沈黙が苦手。

「嫌だなぁ」と言いながらも人が集まるところに行き、
「ひとりも良いね」と言いながら淋しくなる。

新しいものや流行にとても興味を持つ割には、 ....
でこぼこ道

急な坂道

獣道

歩きにくい道を
根気よく進む

挫けずに前へ
たくさんの
思い出に囲まれた
箱の中で

春まであと少しと
必要なものを丁寧に
包んでいく

持てないからと
選ぶしかない別れにも
振舞いだけは潔く

過去も未来も
考え ....
ボクは予感がした

お気に入りのビー玉を
ひとつはパパに
ひとつはママにあげた
ボクもひとつ持っている

パパが
「必ず、迎えに来るから」
と言った。ママは泣いている

どう ....
光と影の間を
スルスルと潜って
逃げ出した

緑と風が
そよそよと呼ぶ
鬼さんこちら

尖った角を
清らかな川で洗えば
解けて流れ

両手を広げて
迎えてくれる青い空へ
飛 ....
振り上げた
右手で
雲を蹴散らせて
光りを掴む
あなたに
円卓に向い合い座り
絶え間なく溢れ出す

原因

何度も話軸を質そうとも
再び振れる心棒は直せず

並行

無駄を承知で騒ぐ妻
途方に暮れて黙る夫

何方

時間を弄 ....
未完(100)
タイトル カテゴリ Point 日付
オレンジ自由詩5*09/5/11 16:51
それがいい自由詩5*09/5/1 20:37
ひとり立ち自由詩7*09/4/30 19:18
片恋慕自由詩1*09/4/30 19:17
たぶんきっと自由詩3*09/4/29 17:49
もう少しだけ自由詩8*09/4/28 19:49
最後は幸せ自由詩1*09/4/25 21:57
疲れた日自由詩2*09/4/15 20:16
ラクダ自由詩2*09/4/14 20:52
雨の日も自由詩1*09/4/14 5:34
鬱憤自由詩4*09/4/5 4:28
桜花自由詩5*09/4/3 20:28
始動自由詩1*09/3/31 6:59
自信自由詩2*09/3/30 6:45
風が吹く自由詩3*09/3/29 6:55
良い気分自由詩1+*09/3/28 19:20
我を張る自由詩2*09/3/28 6:32
自由詩7*09/3/27 6:33
出発自由詩1*09/3/26 19:23
旅立ち自由詩1*09/3/24 6:11
くりかえし自由詩4*09/3/23 18:54
金魚自由詩1*09/3/23 14:46
自転車自由詩3*09/3/22 8:20
私ってば。自由詩3*09/3/21 17:31
これから自由詩2*09/3/21 4:45
身支度自由詩5*09/3/20 5:38
ビー玉自由詩2*09/3/19 14:04
生まれ変わる自由詩2*09/3/18 16:18
声援を自由詩2*09/3/17 21:45
夫婦自由詩0*09/3/16 21:20

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