毎夜繰り返されるセルフジャッジ

判決はいつも有罪

「お前を風葬の刑に処す」

必死にあがいてきた炎

風ノ前ノ塵ニ同ジ



意味付けがしたいんだって

確固たる何かを ....
散らばった机と椅子。

教師の言葉は右から左。

民の言葉も右から左。

エライ人たちが繰り返す、繰り返す、

ちぐはぐ世直し論。



ああ、あの宮殿は学校かい?

学級 ....
島にクジラが打ち上げられた、と

近い浜の様子を

遠いテレビが映し出していた。



スニーカーのまま砂浜を渡った。

足を取られはしないよ。

歩き方は知っているから。
 ....
伸ばした僕の腕

指先の数センチ先を

君の栗色の髪が通り過ぎていった。



「ねぇ、人って悲しみがなくても悲しみを探してしまうから、

 ねぇ、私はこれから喜びがなくても喜びを ....
岬かおり(4)
タイトル カテゴリ Point 日付
風ノ前ノ塵ニ同ジ自由詩211/6/11 10:46
ちぐはぐ世直し論自由詩011/6/3 12:33
ディープブルー・レクイエム自由詩210/1/28 0:23
春色賛歌自由詩210/1/22 10:42

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