秘かに微かに
静寂の
濡らして浸す
足元に
広がり狂う
透明な
心の野原に水が湧く
叫びは深い
悲しみに
孤独は深い
黄昏に
心の情緒を知るたびに
心の無常を知 ....
流れ星
流れ星
誰かがいたのに
誰もいない
願う前に
消えた
星
お願いばかり
つのらせて
報われて
報いることを
忘れていたから
流れ星
流 ....
くれない色の夕暮れに
細い三日月針にして
なにを釣ろうか
おつきさま
下界はこんなに
楽しそう
針の音色は茜色
おいでおいでと
呼んでいる
悲しいまま ....
魚の眼は
青いモノしか通さない
体の奥に届く
酸素の色を知らない
かわいそうだと
言ってくれると
こころが安らぐ
ここはどこの海ですか。
寂しさばかりが
何か ....
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