秘かに微かに
静寂の
濡らして浸す
足元に

広がり狂う
透明な
心の野原に水が湧く


叫びは深い
悲しみに
孤独は深い
黄昏に

心の情緒を知るたびに
心の無常を知 ....
流れ星
流れ星

誰かがいたのに
誰もいない

願う前に
消えた




お願いばかり
つのらせて

報われて
報いることを
忘れていたから


流れ星
流 ....
くれない色の夕暮れに
細い三日月針にして

なにを釣ろうか
おつきさま

下界はこんなに
楽しそう


針の音色は茜色

おいでおいでと
呼んでいる


悲しいまま ....
魚の眼は
青いモノしか通さない

体の奥に届く
酸素の色を知らない

かわいそうだと
言ってくれると
こころが安らぐ


ここはどこの海ですか。


寂しさばかりが
何か ....
オレンジ(4)
タイトル カテゴリ Point 日付
水野原自由詩008/5/12 4:54
流れ星自由詩108/5/10 1:34
針の月自由詩508/5/5 2:46
サカナノメ自由詩208/5/4 22:27

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