金は天下の
まわり物
はまり
はまって
うん百回
昨日も
はまって
貯まってる
ここで
出さなきゃ
エラー出る

まわせ
  まわせ
 光よ
走れ

  ああ
   ....
波打ち際ってのは
墓場なんだよ
特に
砂浜だなんて
耐えられたもんじゃぁねぇよ

  ごらんよ

お約束の
貝殻に
こいつぁ
甲イカの骨だろう
イシモチかニベかな
尾っぽ広げ ....
温かい筈の布団を
俺が
温める

  顔が痛い
  ああ
  顔が痛い

風が
窓ガラスを叩く
重さを増した空気が
それでも
顔にのしかかる

  顔が痛い
  顔が痛い ....
夜は
張り詰め
足音だけが
近付きつつ
離れ
近付きつつ
離れ

夜は
張り詰め
六つの足音が
決して
共振することはなく
美しい
調べとなることはなく

白い息が
 ....
ヘルシー!


輝く瞳
食い過ぎれば

とっても
ハーミィ!
せいぜい
バカの一つ覚え繰り返し
流行の映画観に行けば
流行の台詞

超感動!

感想を
考えるにはビッ ....
地球にやさしくと言うのなら

  食うな

お前が食うということは
即ち地球を貪るということだ
気付や
どあほう


安全な食生活がお望みならば

  食うな

この世の中 ....
阿呆は夢見る
阿呆は
阿呆たる故を忘れて
飽きることなく
後悔の下ごしらえを整える

阿呆
見るべき夢を
忘れる
阿呆
己を
飽きることなく
忘れ
相応しくない場の中に
そ ....
なぁに
そんなに恥じ入ることでもございません
おおよそ
世の中の森羅万象と云うものには
全て
価格がつけられているんです

  ただ

そういった輩のものは
貨幣に換算しようとする ....
稲の茎じゃないからな
くれぐれも
言っておくよ
間違って
その鋭い口を突っ立てないでおくれ

どこぞの
枝でもないからな
いいかげん
言っておくよ
くつろぐのは結構だけれど
そろ ....
コロッケだ
コロッケだ
今日の夕食は
コロッケだ
肉屋が揚げた
目の前で
包み紙の
いちまいは
香ばしい油で
透き通って
透き通って
赤銅色に
きらきらとして

三十円だっ ....
産んでしまってごめんなさい

とは
結局誰も
言えなんだ


気付いていなけりゃ
放っておいてあげなさい
幸せと云うものは
決して
与えて得られるものではないのです
下手に
 ....
北村 守通(251)
タイトル カテゴリ Point 日付
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呼び込み稼業自由詩104/2/2 1:03
ウスバハゴロモ自由詩604/1/28 2:27
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善処自由詩204/1/19 2:02

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