貴方は久し振りに会った私を
変わったと言った
だけど私には心当たり何てない
一体私の何処が変わったの?
何が前と違うの?
私は何も変わってないよ

変わったのは貴方じゃないの?
その問 ....
最初から
わかっていた
何時かはこうなると

私は 幸せになることを
赦されてなどないのだから

罪深い私に
幸せになる権利はないのだという現実を突きつける為の
神様が私に下した罰だ ....
蒼空は何処までも蒼く
見ていると吸い込まれそうなまでに蒼く
そして
手を伸ばせば届きそうに思えてくる

けれど実際は
手なんか伸ばしても
あの蒼空には届かなくて
ふと 我に返る

 ....
人を好きに何て
もう二度と
なりたくない


ただただ
どうしようもない程に
好きだった
他の誰よりも

何時も
自分勝手で
無茶苦茶で
そんな貴方を
どうして好きになった ....
心の何処かで
気づいていた
その刻がいつかは来ると

もう 無理かも知れないと
気づいていたのに
それが怖くて
見ない振りをした
大丈夫 大丈夫
何度となく自身に言い聞かせた
そう ....
夜桜華月(5)
タイトル カテゴリ Point 日付
変化自由詩109/5/16 20:14
自由詩009/5/6 19:59
蒼空自由詩109/5/5 17:46
好きという感情自由詩009/5/5 11:45
さよなら自由詩109/5/4 7:34

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