二重投稿 暇つぶしーの塊が
四季とりどりの歯を見せる
さんさんきらめく太陽が
つきささるよに反射する
幼稚なぶよぶよ
ぷすんぷすん

昨日も見たのね水平線
今日もないてた山田くん
明日もどうせ ....
二重投稿 そこいら中のダクトがすすけてしまって、工事の音はやみはしない。
鏡台で終わることのない厚化粧を終えたあと、今夜もみな、床についた。
ラウンジで高価な時計をちらちらと気にしてやり過ごす女の耳には ....
二重投稿 日本人が差別している在日という構図は
在日が日本人を嫌っているという構図を得て
補完されうる
とがった三角形の先に従い恨み合い
それじゃあ日本人とはいったい何だ
私は君との子供がほしい
二重投稿 日本中の心象風景を見ようとしていた若い頃、優しいクラブミュージックが新しく聞こえていた頃、少ない人数の先端にいた頃、真面目なフリーターが増えすぎた頃、グローバリズムに活路を見出せる気がしていた頃、ヒッ .... 路傍のケーキのひしゃげるタイム
まるでぶれる分離機ね
言うべきことはなにもないわ
聞きたいことももちろんなくって
産み落とすだけの庭の鳥に
私はなりたい
アーユーフランカ
チノパンに合う黒とポケット
ラフランス
こま
&バスストップ
オレンジ色した吊革
下には着物
裾線常にシンメトリーな
ベーカリーから友達が帰ってくると聞 ....
その夜から、朝にかけてのことである、京浜島の壁に打ち着けられた水死体は美しく皮膚がやぶれ、懐中電灯に照らされた顔面からダークな海中へ、ヒラヒラと赤い固まりがはがれていった。

早朝のことである、 ....
自分の話聞いて欲しいだけに
みせかけて
気にかけてほしいだけに
みえるんですけど
自動販売機に着くのが怖くなるほど楽しい道路。餓鬼が拳銃撃ちあう時代の遠く離れたところで笑い合うヤンギンヤンギン。

ガルルルルルル。ホウゥーーンーーー…

「人を嫌いになるならあいつら一生 ....
芽生えた苔の深みに甘えることもなく
煎茶をすする老婆のよう
ビデオ打ち寄せた浜では
描画のゴリラの躍り回り
胸を打つ

響く言葉は反響し
なあみてくれよ
蔦はまるで
 ....
すると僕は肺になる。イエスしか言えないほどの、肺になる。

今夜も夜に出会えた。自然にはない自然な光が力を見せる。自転車で駆ける僕は、むせぶ幹線道路をスッとヌけ、大好きな静かな住宅地に肺る。幹線 ....
女の声は聞き飽きている

猫なで声も風呂には要らない

空と海の境目にあるという線がどうかしたか

視線にうつす

飛んでいる鳥が寂しがっているようにでも見えるのか

九九をいくつ ....
ピーターパンにレイプされた少女に話を聞いた
彼のペニスにはパールが入っていて私の空洞の濡れた壁と舐め合うのらしい
少女はこうも言っていた
もうだめだ
ひと息ついて
煙草でも吸おう  ....
雌雄同体のイルカが真冬の海にひるがえる。真冬の街はシャンシャンとしていて、朝の日差しは銀色。枝にぶら下がるさなぎは、そのあまりの銀色に目を眩ませる。ひゅうんと零気が透き通りキャンドルナイトを固体化させ .... 師走、六本木、交差点、白人、黒人、雪は止み、走りコンビニへ行く途中、歯がすぐさま乾いてキンとする。
明け方の路面が凍りつき、ずっこけたコインパーキング前の路上、座り込んだまま吐いた僕の息は白い。  ....
一口に政治家と言うが彼らの有名さ加減はそのままに有力さ加減だとは限らない
徒党を組むたくさんのグループはポーズである
想像では窺い知れぬ層がある
顔の良い奴を矢面に立たせる人間たちはどのようなパ ....
あの強い光のかたまりが
拾いあつめた白熱灯だとは
知らんふりをしていた
あの広い体育館の隅には
引きずってきた観葉植物を並べ
目張りされた窓の中
私は地球を繕うと
感情の産ま ....
発症
気化
スパンクする冬服パンクス一体全体 安心かい 取り巻きともどもシャベル持ち 亡者ぶっ裂いてて頂戴 なー 白刃取りなら得意だぎゃ ヒャー ちべてえ水が 少しだけ温くなって ミミズの体温上がってるわね 上が .... 大地ごと隆起した新しい山にはひまわりが生えていた。首に下げておいた虫かごを放っておき覗いた二つのしろい穴から確認した。草むらをかきわけ見たこともなかろうガゼルとかけ巡り、いつまでもあほらしさに包まれつ .... ほら観てご覧
あれが宣伝行為だよ
釘を打とう
ああ 釘を打とう
ゆれる華で乳首を隠しましょうか
赤子に差し上げましょうか

真夏の手話やっていた
マッシュルームが生えた朝
光で空が満ちたから

フラダンスを踊ろう

真夏に手話始まって ....
何度決意しただろう。夕焼けがビルの翳を伸ばすのを見ては決意し、朝焼けが足元の塵を照らすのを見ては決意した。
腐る卵の臭いを嗅ぎ、内臓を脳裏に思い描くような。
タフネスとはいえぬ足取り。
若 ....
ふりかけきらい
まどろみの床をしらんのかえ
はあ 食品添加物ですね
そおさね
麦畑が艶やかな紫色になっていました
けらけら
かなしいね けらけら かなしいね

かわええね
 ....
優しいことから始めよう。私がまだ深く悩んでいたとき、古くからの友人がそう言った。まさかまたその話をされるとは思ってもいなかった。あれは冬の誕生日、私がまだおさなかった頃の話だ。多くの事柄にまつわるもっ .... 只、彼が良かったのは、丁重過ぎたやり方でなく、まるで記帳するよういつも忍ばせていた必然性だった
それまで経験してきた四、五人との交際の中で、しだいに漠然と、私は遅鈍な女だと、思うようになっていった ....
詩集ただよう(75)
タイトル カテゴリ Point 日付
わらべ歌に思いを馳せて散文(批評 ...0*09/3/23 9:09
自由詩109/3/23 9:07
ダイオードのみずうみ自由詩2*09/3/12 20:39
散文(批評 ...109/3/12 20:39
日々に在るだろうこと散文(批評 ...2*09/2/28 2:22
自由詩109/2/28 2:15
試作品「現代(超仮題)」自由詩0*09/2/22 13:29
散文(批評 ...009/2/22 13:23
ショートケイクス自由詩109/1/18 23:33
風邪予防に使われる生地自由詩008/11/4 23:43
火曜日の水死体自由詩008/10/30 17:09
職員室にて自由詩008/10/29 16:55
ファックユー野郎と歩き食いしたハンバーガー自由詩008/10/25 0:47
緑色の鴇自由詩008/10/21 20:43
High自由詩108/10/16 19:21
愛するものよ、死ね自由詩108/10/15 14:40
海で死んだ新聞記者自由詩0+08/10/10 0:38
イルカのダンスポップ自由詩108/10/8 21:12
天使と悪魔は遊びを知らない自由詩008/10/2 22:20
脈拍自由詩208/10/2 18:46
ライト自由詩108/9/30 23:24
珊瑚礁ヶ額自由詩008/9/28 17:57
下な品ばかりは御免下さい自由詩008/9/27 13:48
酸素に蜂自由詩008/9/25 23:07
看板屋自由詩408/9/24 17:51
ゆれる光がオリエンタル自由詩108/9/19 21:19
赤いひと散文(批評 ...108/9/19 16:25
おいらんの瓶自由詩108/9/13 16:27
奥にあるコーナー自由詩008/9/12 1:09
不感症女の数時間自由詩1+08/9/10 20:01

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