手を繋いでも

一緒には 歩けない


さよならも言えない

弱虫な私たち


立ち止まっては 見て見ないふり

柔らかい匂いだけ 楽しんで


蜜を舐めつくして 空に ....
カルテに書き込まれた
真実

けれど君は
世界を愛して止まない

ならば私は
君が愛するこの世界が
壊れぬよう

言葉で
視線で
抱擁で

君に一枚の
フィルターをか ....
置いていかないで

夜の公園で
雨に濡れて
傘で突かれる
低俗なエロティシズム

連れて帰ってよ

朝日を浴びたら
生きてゆけない
からからに干からびて
風に飛ばされてしまう
 ....
がたん、ごとんと電車は揺れて

それぞれを然るべき場所へと運ぶ



帰るところの無い私

頭上で揺れる吊り革みたい

誰かに繋がれるのを待っている



「それなら二 ....
スカイゴウ(4)
タイトル カテゴリ Point 日付
がらんどう自由詩014/12/2 23:24
息子自由詩310/1/23 23:14
プレイボーイ自由詩110/1/19 1:37
落陽自由詩308/8/31 1:22

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