つらいのも 嬉しい気持ちも
分かち合えたらいいのにな
夜が明けたら朝が来て
きっと私はしゃんと立っているよ
たくさんの巡り合わせの中で
弱さを抱えながら それでも強く ....
ありふれた毎日さえ愛しく感じてやまない
恋に溺れた隣のあの子を
微笑ましく見ていられるけれど
これを余裕だとしたくはなくて
常にめまぐるしく動く時の中で
自由に飛びまわるような
....
エゴなんて
エゴなんて
切なさとね 一緒にしたなら
吹っ切れて空気に溶けこんで見えない
そんなもんだろう
なぁ、
どこまでも行けるなんて嘘だろう
それはきっと君が仕掛けた罠 ....
あなたの背にもたれ歩いていた
不満などどこにもない
あるのは余るくらいの幸せ
持てないくらいです
誰も見ていないやと放りだし
悔し紛れに笑った
本当に笑ってもいたんだけれど ....
透き通ったブルー
さっと流れる
デジャブみたいな感覚が降ってくるみたいさ
実際知らないでしょう
明日、誰と逢う
彼みたいなヒト見たことがないの
ブルー
気付かないで
....
今までいくつ願い事してきたっけ
どれほど程叶えられたの
わからないけれど
何者かに染められた
そいつは白色のようだ
つまらないか馬鹿なだけか
それは抜きにして
....
疲れて家に帰る
まずご飯
今日のメインディッシュ、さんま
少し漬物をかじっていた
父は居間でおっさんポーズで、ごろん
テレビは阪神戦を映す
母は騒がしくなると期待して飛んでいく
....
茶を飲みながら緑を重んずる
美しい景色に和歌を捧ぐ
あのキレイな人になりたかった
わたしは口が下手で
いつもあなたに負けるし
ろくに文章も書けないので
手紙も出したことがない
....
目隠ししてるかわいこちゃんも
盲目のギタリストも
すやすや眠るあなたも
暗闇じゃ同じであるはずさ
光の下はどれほど心地良い
一度 背を向けても
大きく息を吐き出したなら
....
列車は橋の上を走っていた
海を渡る
私が見たのは真下に広がる汚れた海
あなたが見ていたのは
遠く遠くの水平線
夢なんて、
全て描いた絵みたいなモノよ
彼の後ろ姿を見たわ
少し猫背で頼りなさそう
飛べそうにないの
地平線まで駆けていく
風をきってゆく
そして私はおもしろ半分で手を広げたよ
....
静かに吹き抜ける風とは逆に
鼓動は高鳴るばかりだよ
かわして去ってゆくキミみたい
遠くで泣いていても私にはわかるから
そっとそこから出ておいで
....
桜がとてもキレイだよ と
そばにいないキミに届けるように想いながら
砂をかぶる風の強い日
口先だけの会話が
さっと流れていく
思いのほか上手くいく日々
でも物足りない
そんな ....
あんたなんか流される雲みたいに
空をぐるぐるして
たまに雨を降らして
木々に癒しを与えてさ
そんななら、尊いと遠くで見てるから
夢にだけおいでよ
全て手の中に閉まっておきたい
大 ....
少し背が伸びた?なんて言われるけれど
私自身、何も変わっていないよ
背なんか縮んでるくらいさ むなしい
もっと大きくなりたいよ
困らせるのが何だ
あなた、よく聞いていてね
私は ....
たまに突き放したくて
夜を越える日もあるけれど
そうは言っても、やっぱり好きだから
たぶんそれは偽りなのだ と思う
静かな夜の細道で
ぶるぶるとなって寒いと一人呟きながら帰っていたら
....
あなたは私をわかってくれていない
苦笑しながら言うものだから、つい僕も笑った
雨が上がった
「晴れたね」と、キミはこの静けさをつつくように言う
うなずいた僕
これが幸せなんだよ、と冷 ....
行き先は京橋
重い荷物を手に持ち、人波に飛び込む
揺れる車内
酔い。
昨日見た天気予報
「雨」
降水確率100%
嘘っぱち。
外に出たくないんだ
行く先にきっとキミはいないか ....
繋ぐ前の手の冷たさを
キミとなら忘れられる気がした
居眠りブルース
キミと逢えた幸せ
涙すること
繋いだ手
広がる世界で
もっとそばにいて
苦しいぐらいの
緊張と衝動 ....
今は
雪の鳴らす音だけ
冷えた心と苛立ちと
私というワルモノ
押し切った答えと
振り返る今日
君という真実
無力さ 儚さ 私のチカラ 願望
誰も知らない
何も聞こ ....
手に入れたいものがあった
走った先にはかすんだ景色
冷たい風
慰めあうように
癒しあうように
雪は掌の上で溶けていった
熱いのはココロだけ
冷えていかぬよう
急ぎ足で帰 ....
海は淋しく鳴っていた
今キミがどこにいるのか、
私がどこにいるのかキミは、
知らないけれど
伝えたい、
同じ想いを今
抱いていたらそれで良いの
つんとなる頬
冬が寒いっ ....
改札を抜けて電車を待つ
寒くて固まっている
今頃あなたは何をしてるんだろう
流れる音楽は何も教えてくれないけれど
どこか温もりがある…
生きている限り、
肩を落す日もあるで ....
朝の匂いを感じて目覚めれば
もうお昼前
遅めの朝食をとり
テレビに目をやれば
くだらないニュースばかりで
生きているのが怖くなる
もっと、こう、ずっと、あぁだといいのに、と
届か ....
熱くなった頬が教えてくれる
冷たい手がキミを呼んでいる
あまりにも醜い私の術は
どれだけあなたに届いているのだろう
凍えそうな体を寄せ合う
少し、お待ちになって欲しい
そう ....
外は、風が吹いて寒かった
手は冷たいと訴える
雪は降り注ぎ
この街を美しく彩る
この景色を何度見てきただろう
私はまだきっと幼くて
何も知らない幸せ者だろう
キミを待つ冬 ....
ただ、そばにいれたらそれでいいのに
苦笑いでバイバイ
風が吹き抜ける午後 切なさの中で
空の下に佇み、目に映る光景を追っていた
愛しさが心を奪ったら
もうキミ以外見えない
どんな ....
雨の日の冷たい風
あなたをさらっていきそう…
寂しくてたまらなくなるけど
温かい気持ち
感じたことのない衝動
触れた唇は教える
愛しい気持ち、
描く明日
今は何も聞こえない ....
独りでしゃんと立っているけれど
キミは涙を浮かべて
「そばにいて」と僕に言った
昨夜のこと
抱き合っていると
何もかも忘れてしまうよ
そう言いながら
僕らは寄り添う
離れて ....
キミは近くで笑った
抱きしめあう時が一番幸福なんだ
私の全てを包んでくれる
キミは余裕の表情
震える心
キミを離さない
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