昔、好きだった誰かがそう望んだ先に
今の私があって
そう、そのまま生き続けただけ

「もしもし、もう時は変わっていますよ」

人通りの多い道に置かれた自販機で、その言葉は買えた
 ....
死んではいないのだね
そんな囁きが体中を循環している

いつからか
私の胸にオウムが居座っていました
住ませてあげているのか
住んでもらっているのか
もうよく分からないけれど

生き ....
「もう時は変わっているのよ」

その言葉は自動販売機で手軽に買えた
同じような味が
温かさと名前を変えて
いつも私の方へと急いで駈けてくる

わたしを
わたしのように生かし続けてい ....
伏樹(3)
タイトル カテゴリ Point 日付
賞味期限(改)自由詩1*09/7/20 3:35
オウムの歌自由詩3*09/5/24 16:29
賞味期限自由詩2*09/3/3 23:33

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