知らないところにはすでに
夢をみたりしない
傷跡からは、もう
記憶をたどらない


早熟の振る舞いにはじきに
合点がいったよう
逃れる方法を、こう
明日も咎められるまで


涸 ....
庭先から線香の香り
不意によぎる鉛色
殺伐
カレンダーのない部屋
起きたら茜色の光


ニュースは無常で埋まる
軋みとかたむく振り子
そしてきれいなお姉さん笑った
明日も天気は晴れ ....
誰かだった人々が集まり
仲間入りを果たす
誰かが口にしている
今日はめでたい日だと


この町で一番偉い男が
毎年同じBGMを話す
何かを祝っている
群集もそれにならう


 ....
村正(33)
タイトル カテゴリ Point 日付
少年自由詩1*12/11/19 3:17
センシティブ自由詩4*12/11/18 4:35
形骸の式典自由詩3*12/1/11 3:17

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