月が揺れたように
見えたんだ
きっと君が近くに
来たんだね
君が帰るまで
僕はずっと泣いていました
全身を硬直させて
僕はずっと震えていました
想い合えた筈なのに
傷つけ合っ ....
脆弱な灯火
辛辣な横顔が唇を裂く
邪魔な存在達が邂逅を撫で合う
長い・・長い・・
君を愛した日々
長い・・長い・・
君を憎んだ日々
総てを忘れてしまうほど ....
異色の現界に
おぼろげに在るのは
猥雑な愚かさの塊
無知蒙昧で
ガラクタ遊びが好きな
背徳の酪者
"誰かに知らしめたくて
屋上から脅してみたんだ"
....
暗い箱を捜して僕は夜を歩き
冷たい風に吹かれては懐かしき日を想う
朝日に沈んでは昨日の未来に立ち竦み
貴女の生みたての体温を願う
明日の貴女を叶えて下さい
昨日の私で終らせて下さい
....
ねぇ例えばこの身が灰に成ったとして…
貴女は泣いてくれるだろうか?
夕暮れにはいつも私の顔を思い出してくれるだろうか?
そんな事望まない。
ねぇ例えばこの身が貴女さえも見れなくなったな ....
盛況過ぎて
やんわりと羽根を下ろす刻
語り部達が静かに
酒宴に集まる刻
風の香に君想い
星の下雲に優しさ
月が紅潮する淡さ
選んだ夜道
恋人達が求め合う
過ちを飼い慣らし ....
生きたいよ
本当は叫びたくて
溢れる涙に
託したくてでも幼くて
愛しているよ
本当は伝えたくて
いつか泣き止んだら
笑って言えるかな?
独りきりの夜が多過ぎて
夢の中のキミに ....
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