夜のベランダでぼーっとしたよ
星の光がコツコツ瞬いてる
これまでの歴史の足跡
それは波飛沫みたいに
満ちてはじけて消えてった
あまたの魂
夜の電車に揺られてぼーっと眺めたよ
高速道路 ....
とびきりとっくに過ぎてるサマーは気にしないで
アイスクリームにパイナップル・ジャム
リリカルラレリルレインボー
キュルキュル風にスコールまいて
ホップ・ステップ・トロピカル
24色じゃぜ ....
大人になったぼく
いくつも季節を巡る
思い出のバルーン
子供の頃の情景が
心に浮かぶ
裏の小径を通り抜けて
新しい世界を探検した
どこまでもどこへでも
夢と現の区別なんか知らな ....
夕焼け空
西の肌が赤く爛れてた
何もやってなくて
何か感じてる
この空虚感も
feel の一部
踏まれても
曲げられても
伸ばされても
平気だった
傍観者だから
そん ....
見上げて
流れる雲が
ステップふんでる
鳥が風と踊ってる
ダイヤモンド
主水(もんど)
聖水を求めて
朝もやは森の妖精のあくび
はりつめた空気は
ピンと背筋をのばした
彼女 ....
いつもと変わらない朝
当たり障りのない会話が
日常を往来している
彩りよく、順序よく、体裁よく
まるで雨上がりに見える虹のように
実体のない会話が
街を覆っていた
ぼくは唇の上に
....
青空を切り裂いて
どんな卵が産み落とされた
異国人が
日本の空に
きのこ雲をはらませた
生まれ出て食らい尽くす
風も涙も
溶けて飛ばされた
街も歴史も
焼かれてなくな ....
お寺へ続く道
" 暑苦しいなあ "とか
" 夏、真っ盛りだな "とか
自分の気持ち
セミはそんなのおかまいなし
日が登ってから堕ちるまで
目 ....
まるい空に丸い月が浮かんでる
どうしても、あの
金色のボタン押したくなっちゃう
光ってる穴のぞかなくちゃいられない
そんな満月の夜だから
モギモギして
夜更かしするのも仕方ない
....
自転車に乗った
憂いタマシイ
たまたま溜め息ついたら
ため池にドボーン
落っこちた
びっくりして
池の主が首をもたげる
意地悪そうな顔だった
ぼくは興味をそそられた
" ....
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