あなたの声がこだまする

力になりたくても

僕には何もできないんだと

少し悲しくなりました

電波にノってトべたらいいのに
黄色い信号

うるさいバイク

別れの手紙をだしたあと

愛しき音がわめきだす

あんたの耳は私だけ

高校生がしゃがみこみ

途端に日差しに目が移る

一直線にのびる影
 ....


太陽がギラつき

雲はでかい

いたるところに水があらわれ

空と海がわからなくなる

あれは貝だろうか

それともビルだろうか
もうあなたは寝ているかしら

わたしの中は あなただけ
あなたの中は わたしだけ

ほかには何もいらないわ


もうあなたは寝ているかしら

わたしの中はあなただけ
あなたの ....
目が痛む

焼けそうだ

目をつぶるのを

心が許さない

それは戒め

あなたの生きたあかし

遠い遠い光が答えた

心が焦げ落ちた

目はまだあいている
今日は日が赤かったので

ブラインドを下ろした

先ほどまで、熱く不快だった光は

今や小さく丸い粒になり

それが宝石のようで

きれいだった

体を焼き尽くす日だけども
 ....
夏が終わるのが目に見えた

夏、最後の日

ヒグラシが鳴いている

カナカナカナカナ

空が夕焼けになった

夏を思うと

サラリと涙がでた

夕焼けが美しいので

 ....
ドアが半開き

間にボールが挟まっている

風がはいってきて

僕を冷ました


簾が斜めにかかっている

光が隙間から刺してきた

太陽の光

僕を焦がした

 ....
閃光が走る

自分が動いているのに

世界が動いているかに思えた

明るい世界と暗い世界

薄いガラスが隔てている

僕はそれに背を向けた

もう見たくないとでも

言 ....
首を回した
音がなった

人が注目する

なんでもないよ
君たちには興味ない

探しているのさ
赤い鳥

背後から
声が聞こえた
感動だ

首を回した
音がなった
後 ....
ハードルがある

星の数ほどのハードルは

高さは自由
間隔も自由

ハードルは
飛ばないといけない

それは不自由

早くしてよ

次の時が待ってる。
黒川 蔵人(11)
タイトル カテゴリ Point 日付
電波少年自由詩109/12/2 21:13
オーバー自由詩209/10/11 19:03
夏の色自由詩0+*09/8/29 7:48
184自由詩009/8/28 1:17
ぎあく自由詩0*09/8/26 16:32
ブラインド自由詩009/8/26 0:20
日暮らし自由詩2*09/8/25 14:48
夏朝自由詩009/8/24 14:33
夜の電車で自由詩1*09/8/23 11:45
首の鈴自由詩0+*09/8/22 12:59
ハードル自由詩009/8/21 21:43

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