ペルシアの海を挑む丘陵で
僕等は夜明けを待つ

(独りぼっち、俯せになり夜明けにウインクをする)

隣で眠る彼は鎮魂歌を子守唄にして
胎児のように膝を抱えて
まあるい小さな世界で ....
  *1
宛先の無い便りがポストを探して彷徨っている
剥がれたかけた切手の刻印は遠い町の名が記されている
色褪せた封筒は数え切れない程の皺と手垢にまみれている
同封された写真には笑顔が ....
 *
もしも…


この世の全てが
この掌すり抜けて行く風の内に
記憶を留めるのであれば
私は此処に居て
風を嗅ぎ
風を聴き
風を噛み
風を観て
ただそれだけを糧に暮らすだ ....
透き通った青の天井見つめて、
寒空の下
薄いボロボロの服を着て、
その子は寝ている。
大きく目を見開いてその子は眠っている。

チェマダンの往来の真ん中で、
一人のコッチョビが眠 ....
遠ざかってしまったと思えた青空も
実は雲の上に、まだ残っているのだろう
目に見えないからと諦めてしまうのは、いけないことではないのでしょうか?
(頑張っている貴方に、これ以上頑張れという ....
Shaka(5)
タイトル カテゴリ Point 日付
夜明け前自由詩010/3/28 21:45
常設されない夜自由詩109/12/18 13:25
同胞自由詩109/11/28 18:19
花つばめ自由詩609/11/27 4:27
_自由詩309/11/5 23:31

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