(?)
お腹のなかの緑色した
涼しい星たち
その
熟成のない
天体の運行。
体内のなかにある
岩窟のような暖簾を潜ると
視えない無数の蟹たちの
ねっとりとした体育館。
....
ぼくの部屋が
放課後の基地でした。
屋根裏部屋みたいになっていて
そこで
よく自分の声を録って
友達に聞かせていました。
毎日布団をベランダで
干していました。
ぼくはいつも
おねし ....
シタタルような
緑の自然はいりません。
何百年、あるいは何千年も立ちつづける
そんな樹などはいりません。
青空、と呼ばれた少年を
ぼくは知っています。
ぼくはその子を思い出すた ....
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