僕にとって足りないものは

君にとってありふれたもので

僕にとって必要なものが

君にとっていらないもので

僕にとって儚い距離は

君にとって平行線で

僕にと ....
綺麗な空を見る

水の流れる音を聴く

君の声がする

たったそれだけで

世界がくるり、素敵に思う
僕も私も自分も俺って
心配するフリして不幸自慢

弱い自分が大好きで
わざと鬱った君がいた

依存した生活のその先に
赤色で埋め尽くされちまえ
覗いた箱の中

あの娘のオモチャ

返そうか、渡そうか

紛れる箱の中

散らかる想い達

伝えようか、話そうか

十五年前のことだった
騒めいた光に沈んだ私

綿菓子の甘い匂いも

水風船の弾ける音も

静かな商店街に溶けてった

狭い世界の金魚が裏返る

冷たい、冷たい風鈴の音がした
ずっと歩き続けたら疲れるよ
立ち止まって休憩しても大丈夫

でも、休み続けても疲れるよ
そしたらまた歩き出せば大丈夫

引き返す理由なんてないからね
そう思った僕は当たり前のよ ....
僕のこの眼が意味を失しても

君は綺麗な声で唄い続けてよ

逃げ水のような明日だとしても

脈の鳴る場所へ潜らせて

この景色が終わりに向かっても

君の幼げな声で示し続 ....
大切だから、

突き放す覚悟が必要で

幸せだから、

奪い合う覚悟も必要で

心と心を繋いだら

手と手を重ねたら

その言葉の意味が分かる気がして

この ....
メールの数と恋の進展は比例して
想う事が伝える事に反比例をした
普通のやり取りが普通じゃなくて
そのもどかしさに嫌気が募るけど
それでも好きでいられますように
何気ない毎日を幸せと ....
淀み

淀んだ

空の上

雨が降って

地は固まらなくて

足元を掬われた


曇らして

嫌になり

水面に映る

無愛想な心と顔の持ち主は?

しとしと、

ちゃぷちゃぷ、

ずぶずぶと、

沈んでいった
形のない想いじゃ不安だから
あなたは言葉を持ったんだ

上辺だけの言葉じゃ嫌だから
あたしは想いを生んだんだ

それだけで

それだけで足りてるハズなのに

ないものね ....
泣いてハイおしまいって

それじゃあただの弱い人だから

泣き疲れたあとに笑えたら

そしたらあなたは強い人だから

私の前で笑ってみせて

きっとあなたは強い人だから
バケツに咲いた線香花火

ジュッと鳴って焦げた香り

あなたの隣にいたいだけ

私の好きな音

私の好きな匂い

私の好きな人
沈んでは浮かんでいって、

浮かんでは沈んでいって、

君のことなら知りたくないよ

愚痴ばかりが飛び交って

優しい言葉が欲しいだけなんだ

君は僕に頼らなくてもさ
 ....
「大丈夫?」って聞かれたら
いつもみたいに平気で嘘つくの

「ダメみたい」って愚痴ったら
あなたは何をしてくれる?

義務感みたいな優しさで

心が満たされるのは

私 ....
私の目の前には道が続いてる

それは平行線と呼ばれる奴で
私は何の気なしに歩き続けてる

淀む事もなく、飽きる事もなく

それは現状を何とか保つだけで
誰の平行線にも交われな ....
飛行船になって君の頭の中の上
浮かびたいなんて大それてるな

潜水艦になって君の心の中の奥
潜りたいなんてバカみたいだね

どちらも穴を開けられて
君の元へと落ちればいいのに
今年一番の冷え込みですが

あなたがくれたマフラーと

ほんのちょっとの優しさで

胸のあたりが温かいのです
上辺だけでの会話
踏み込むには弱すぎて

疑問文で伝えるメール
返ってくるのは当たり前で

名前を呼んでくれたとか

喜んでる顔が見れたとか

そんなのどうでもいいんだ ....
冷たいミルクを温めた
私はちょっと苦手だけど
こんな日にはいつもそう
あなたが暖めてくれるから

喉にゴクン、と流し込む
あなたのことを考えながら
吐き出した君への想い

燃えるゴミが増えてった

撮り溜めた君との写真

燃えないゴミが増えてった

君を愛したという気持ち

簡単にリサイクルされてった
星が瞬く理由は、

オーロラの正体は、

生きてる意味は、

花火の後の残骸は、

僕らは醜さの上に成り立って

また明日も笑えるような気がした
私が築き上げた世界なんて
積み木のようなものでしかなくて

それでも高く高く重ねては
バランスなんて気にしなかった

子供みたいに無邪気になれるから

崩れた責任を問わずにい ....
振り返ったっていい

逃げ出したっていい

チョロQだって

パチンコ玉だって

引いてから前に進むのだ
あたしとあなたがもしも
もしもの例えだとしても
結ばれたら幸せなのかしら?

報われない関係も嫌いじゃない
掬われない言葉も伝えてほしい

あなたは優しすぎるから
あたしが ....
その言葉を言える人

その言葉を言える場所

確かにいるよ

確かにあるよ

いつも心に

いつでも此処に
私がシンデレラなら

汚いままで終わらせて

私が醜いアヒルなら

醜いままで終わらせて

幸せは求めない

綺麗なままに生きられない

だけど私はこの一瞬を
 ....
私は止めないよ
壊れるほどに塞ぎ込んだって
あなたを置いて歩んで行くからね

私は止めないよ
どんな使われ方をされたって
全部あなたが選んだんだからね

私は知ってるよ
 ....
寝れない夜は

眠たくない夜は

聴き飽きた音楽と

読み耽る文庫本

イメージのその先に

詩を書き留めた
秋助(120)
タイトル カテゴリ Point 日付
最大公約数自由詩0*10/1/4 19:47
特別じゃない風景自由詩5*10/1/3 18:24
0394-2自由詩1*10/1/3 18:16
といぼっくす自由詩1*10/1/1 22:15
後の祭り自由詩4*10/1/1 22:11
生きてる途中自由詩1*10/1/1 0:49
風景描写自由詩1*09/12/30 19:40
0.5自由詩3*09/12/29 21:59
一歩自由詩0*09/12/28 23:54
ぬかるみ自由詩1*09/12/28 21:21
淀み自由詩1*09/12/28 20:22
ありあまる幸福自由詩1*09/12/27 23:09
あめのあと自由詩1*09/12/27 19:59
花火と真夜中の光自由詩009/12/27 19:57
0394自由詩1*09/12/26 16:40
定型偽善自由詩0*09/12/26 16:38
ありふれた魔法自由詩2*09/12/24 21:39
ミスト・ウォーク自由詩1*09/12/24 21:37
イブ自由詩0*09/12/24 15:48
平行線上の彼女自由詩2*09/12/23 21:05
眠れない日には自由詩2*09/12/22 23:58
透明不透明自由詩1*09/12/22 23:51
綺麗の背景自由詩1*09/12/21 22:17
世界と終わりの予兆自由詩1*09/12/21 16:20
後退前進自由詩2*09/12/21 16:16
水面自由詩0+*09/12/20 21:19
ただいま自由詩1*09/12/18 22:07
幻想幸福自由詩009/12/17 22:39
時間と少女の白昼夢自由詩3*09/12/17 20:38
小さい世界自由詩1*09/12/16 15:52

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