おやすみの、後の 跡

夢の中では丸裸

情熱がさめきらない朝が来て

火照りきったパジャマと ひみつ

焼け終わったトーストは甘い香り

漂わせて 塗りたくってあげたい

口 ....
空っぽだったボトルビン
今はゴミ捨て場のホームレス

生まれ変わるまでの
待合所なのだ、と
顔を曇らせたまま 転がっている

緑黄色の足は
海水に浸りすぎたせいか
ふやけていそうで
 ....
今日も1日 肥溜めの中
に、浸かりきって
明日の我が身を考えながら
ぬかるんだ ドロ みたい
な、顔をしてるんです
 
社会ってなんだか

に、
伸びて、いるようです
 
私は ....
蒼々とした、その
果てしない眺めを

首を長くして
首を痛めても

濁りの混ざった瞳には
どれだけ経っても
待ち焦がれたものだろう

 息詰まる部屋では
 窓硝子は思ったより透明 ....
書き溜めた言葉の中に
幾つかの嘘が入り組めば
新しい事実だって生まれてしまう
 
世の中の営みから外れた
秘密基地は居心地が良すぎて
 
明日は今日の事
明日も今日の、と
それは私だ ....
 
夜明けのサンマルコに風が吹く
恋人達の残り香を拾い
集めながら朝を、呼び込んで
 
頬を掠める
微かな潮の交響
幾つか期待を散りばめて
 
 ときめく、
 アドリアの海
 
 ....
窓枠(36)
タイトル カテゴリ Point 日付
夢見る少女は女になりたい自由詩3*10/1/24 0:56
航海士自由詩1*10/1/23 23:50
水洗式〇〇自由詩5*10/1/22 0:32
空中庭園自由詩4*10/1/20 21:04
あっちそっちこっち自由詩2*10/1/20 2:28
少年時代自由詩3*10/1/19 12:39

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