いつものノラネコ監視員

説明したがり、言いたがり

それらすべてを学び取り

何かを忘れて後戻り。

消える人たち列並び

自分の番まで居眠りタイム

何度も会話を重ねた挙句 ....
甘えていると罵り

根性が足りないと怒り

歯を食いしばれと叫ぶ

カーテンで区切られた大部屋で死を手に入れる者


人に甘えさせ

根性を必要とさせず

食いしばった歯を楽 ....
交通事故の死者たちは数字
知らぬ者たちは知らぬ間に燃えていく

ぼくらの故郷は銀行と病院とさびついた商店街
私の願いが雨になって落ちてくる

昨日していた心配事を忘れてしまった
昨日の昼 ....
笑ってみても泣いてみても遠くの青空を眺めてみても
この人生は本当に私の人生だろうか

私は誰に投票したのだろう
私は何を買ってきたのだろう

私は目をどこかで落としたのだろうか
私の骨は ....
{引用=
さくら、お前は淡すぎる
さくら、お前の無力さよ

咲いて散るなら無数の花が
今や遅しと咲きみだれ
世界を彩り咲きほこり

さくら、お前は淡すぎる
さくら、お前の無力さよ
 ....
{引用=
ふと気がついた時に  もうなにも掴めずに  いつも湿っているぞ
その指はふやけてる  もう感触もないなら  物言わぬ言い訳だけ
その花火の火薬庫は  なによりも恐ろしい  饒舌に喋る喋 ....
腰をフリフリ赤ちゃんダンスで
説教したがる説教師見習い登場
金払う洗脳されたおサルさんだ

安物チラシのカスまで食べたら
スニーカーの底がすり減り始め
ケツを蹴り上げブーツを折れよ

 ....
行き止まりの道には壁があり
壊すか戻るかどうしようか

彼は言う
 「壊すのだ」と言う

彼女は言う
 「戻るのだ」と言う

私は言う
 「迷うのだ」と言う

そして誰かが言う ....
閉ざされた空間で
開放される

この世界と異世界を繋ぎ

その肌と海の天使が
あるべき場所へと導く

すべてが閉ざされた中

ただひとつ取り残された
愛を伝える言葉

回る車 ....
あなたが人間のような寝息をたてながら
飢餓から逃れ黄金の夢を見るとき

私は軋むほどこの目を見開きながら
あの色彩をこの手で触ろうとするのだ

あなたが己を装飾品で飾りたてながら
淡い色 ....
お前の足は何のためにあるのだ
不死身の肉体と共にあるその両足は

行く先に詐欺師が待つ呪いの道を進むためか
山のような死体の上をおどおどよじ登るためか

その消すことの許されない足跡は
 ....
鳴らないアラームはいらない。
俺こそがアラームそのもの。

死者の死体を掘り起こせ。
通らねばならぬ道がある。

工場の煙が真実を知っている。
尋問の時間がやってくる。

椅子には座 ....
1

彼は血の繋がりもなく
知った人間もいない街で
自由のため自分の目を潰した

彼は爆弾を解体しようとした
周りには誰もいない場所で

彼女は着たくない服を着て
満たされるため骨 ....
コウ アキラ(13)
タイトル カテゴリ Point 日付
ただの間違い犯し合い自由詩020/7/24 22:00
手に入れる者、送り出す者。自由詩110/9/5 22:05
雨が落ちてくるようような日自由詩110/7/23 1:11
この人生は誰の人生なのか自由詩110/5/30 2:58
さくら、お前の無力さよ自由詩110/4/1 3:42
饒舌に響け響け響け自由詩310/4/1 3:26
何を撃つべきかは知ってるだろ自由詩110/3/30 23:18
壊すか戻るかどうしようか自由詩110/3/15 3:42
2匹が泳ぐ自由詩110/3/14 0:20
あなたが瓦礫の上で微笑むとき自由詩210/3/11 23:27
白い道にお前の足跡が残るならば振り返るがいい自由詩110/3/11 2:22
急げ。ベッドから飛び起きるがいい。自由詩410/3/8 19:32
生活自由詩0+10/3/3 1:23

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