人は期待される
それに応えることが喜びであればいい
でも期待に応えられなかったら
重い重圧がのしかかり
汗が垂れる
本当のわたしの思いを分かってよ
わたしはわたしであるだけじゃいけない ....
わたしは痛い
愛を失うのが痛い
それでもあなたの幸せを願うよ
わたしは強いから
耐えられる
とこしえの愛をあなたに
わたしはまだ生きているよ
もし
わたしを一人の人間として
....
世界にある苦しみは
世界中の人の力で取り除くしかない
争う
奪う
傷つける
殺す
目的も手段も間違っている
だからみんな聞けるはず
正しさの意味と声を
何気なく人々と触れ合う中で ....
喜びが
楽しいのは
自分のこころがあるからさ
何も心配しないで
無理をしないで
物事の成り行きに任せて
慈悲のこころを持ってすれば
すべての物事がうまくゆきます
あなたの智 ....
きらびやかな文章は
あでやかに飾った着物のよう
人を惹きつけて
魅惑する
その長い時間みても
飽きの来ないこと!
わたしは文章を読む
嬉しい
わたしは読める
文章の華は着物のよう ....
体験すること
声の奥にある響き
声と響きの幽玄
ああ雲が
流れていく
いつも泣いてた
わたしも人も
悲しみや嬉しみ
山川の時の響き
ああいつでもいいから
私に声をかけて
....
手をつないで入っていこう
光の輪の中へ
空は待っていてくれる
時の円環が
わたしたちを包んでいる
忘れた夢を
あきらめた夢を思い出して
あなたの価値は無限大なんだ
もし空が見え ....
時の終わらぬ話だ
いつまで終わらないんだ
ブラックホールで
時間はどのように流れるか
本人にとっては普通に進む
周りから見れば時が止まる
ふたりの唇が口づけるとき
周りから見れば時が ....
朝ぼらけ
白々とした空は
憂鬱の風を払い
穏やかである
永遠から見たら今は一瞬?
今から見たら永遠は何?
分からないから分かろうとする
分かったときには分かる
分かったものは分からなく ....
声が聞こえる
様々な人の声が
意味を伝え
感情を伝える
冬の空気の中を
震えて伝わっていく
愛したい
愛したい
みんなを愛したい
みんなそう思っている
震えはやがてどこかを ....
わたしが願う物語は
永遠の詩情に満ちた
風と雲と空と草木山川と動物と人が
みな自然に穏やかに
調和しながら
陽の光の中で安らぐことが
ずっと続くような物語
それぞれの役割があり
そ ....
※この詩は、雨の日に感じた「世界全体が悟りに近づくような喜び」を描いたものです。
雨の音が聞こえる
外で人が話し合っている
穏やかに
語り合っている
鳥も雨の中で鳴いている
雨 ....
わたしのこころ
たったひとつ
わたしのものだ
映る外界に
真理を見よ
わたしのこころ
置きものではない
わたしを離れない
言葉と行動は
こころに
眺められる
蛇のように脱 ....
悲しみが言葉になって
口からこぼれ落ちる
君の愛は優しいね
わたしはずっと攻撃してたんだよ
身を守るためだったかな
それとも永遠を愛したい思いがあったのかな
過ちを理解したんだ
永遠のと ....
発菩提心という
極楽行きの切符を買って
地獄行きの特急列車に飛び乗ろう
鬼が嗤う
無間地獄の責め苦なり
死にかけるほどの苦しみが
何十年も続く
お地蔵様が救って下さる
極楽 ....
水はきらめいて流れていく
藻は水面下に揺れている
風の爽やかなこと
子どもの頃から変わっていない
ただひとつ
望みが出来た
いつも誰かを望んではいたけれど
たったいっかいだけ本当に愛 ....
雲の形は常に変わっていく
それでも美しい
星はほとんど動かず
それでも巡る夜空
花の色は移りにけりな
散りゆくを惜しみながら
人間は死ぬとしても
永遠の水面に揺れているだろう
....
光、空を渡り雲を明るめて、黒雲に消える
雲の境はおぼろでも
明暗はくっきり
それを喜び
生あるかぎり見つめ、ことばに移したい
はじまりの喜び――生と自然の現象に触れると
わたしは薄れ
底 ....
無常を美とする女の人よ
その感覚と愛情に
世界を抱きしめようとする
その強さの裏にある
悲しみを思うと
わたしは
あなたは
わたしをも抱き留めてくれるのではないか
と思う
果てし ....
あなたの幸福を心の底から願う
わたしとの縁が結ばれるように
あなたの喜ぶ顔がわたしの心をくすぐる
あなたの声は跳ねる水しぶきのように生き生きしている
だからこの手で確かめたい
あなたがここに ....
物思いにふけることは
とても意義深いこと
その姿も神々しい
誰だって物思いにふけったりする
外部の条件を整えることが
生きる目的ではない
生きる目的に達するには
さとらねばならない
....
わたしは苦しんだ
あの人は悲しんだ
持ち場が違ったんだ
荒っぽいことはわたしたちがやる
愛することはあの人たちがやる
わたしたちはどんな苦しみにも己を忘れずに耐えぬく
あの人たちはどんな悲 ....
閉じた瞳の中に
黒く輝くオニキス
夢を閉じ込めた
黒い幻
あなたの手は風に踊る光の華
あなたの口は真っ赤に開いた曼殊沙華
あなたの鼻は天に向かうオベリスク
あなたの耳は天使のささやき ....
固まった首は
常時悲鳴を上げていた
わたしを思って
優しくしなやかな首の骨よ
わたしを労わってくれて
ありがとう
これからも
よろしくね
永き時の絆に
無量の感謝を
神経を ....
詩人は真実をしか詠ってはならない
言葉を軽く使う人はくたびれたロバ
わたしは天翔けるペガサス
処女乗せ走るユニコーン
言葉の翼を使えばどこまででも飛べる
子どもの日夢見たこと
変身願望 ....
独善ほど人の心を傷つける罪はないでしょう。権威を持った独善が、歴史的にどんなに悲惨を引き起こしてきたでしょう。独裁体制やカルト集団。つまり、他者の言葉を理解しようとせず、自分の正しさを絶対視し、検証を ....
バタイユは、自分の思想の根幹を、刑苦、すなわち、狂気の体験に見ている。しかし、わたしは、三十年間、あらゆる狂気、苦しみ、闇、混乱を、
生き続けてきたので、釈尊のおっしゃるように、苦行には意味がないと ....
わたしの方を向いては下さいませんか
胸が苦しいのです
涙がにじむのです
こんなに好きになって
あきらめられるものではありません
時にあなたを裏切り
時にあなたを傷つけ
でも約束は破っ ....
丸山真男が戦中に国家迎合しなかったのは優れている。そして、自己批判をせよという主張も正しい。一方で、吉本隆明は、転向自体は仕方のないことだと言うのだが、責任があいまいになる恨みはある。自己批判せず、適 ....
悪いのはイスラム教ではない。国、地域の慣習で、暑い砂漠で、太陽の日差しから、女性の髪、顔、首を守るためにヒジャブをかぶせる、というのはうなずける。また、可愛い妻を、独占したい、他の人の眼に触れさせたく ....
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