よせてはかえす
美々と蝉が歌い木陰に飛んだ
ホースいっぱい指で押さえ水を飛ばした
まっつぁおな空は雲飛ばし
僕は、いらっとする
ナミじゃあるまいし

いいかげんにしろってね
かたときも ....
傲慢を隠し持って

80センチメートルの高さから引力に引き寄せられ転落して

右の額と頬骨は優しさを誇示し脳をまもって

真っ暗な無痛の感覚から小さな円が拡大して

モノト ....
ま ず し さ と い う 物 質 良 な 乾 キ は こ こ ろ

し ず け さ が わ れ を 良 貨 し 物 ラ は 故 郷 と

ろ う 人 や め な る か と 問 い  ....
追いかけて
腹の底から叫ぶ


不似合いな湖面に鮮やかな月のひかりが
さざ波としてりらりらと受けとめ



くれたからとけあおうと 
小さな魚が沈黙の藻が抱いている ....
検問で氏と所在を訊かれ
タクシーを降りあなたのところへ歩いた
白い蝶がうれしそうに僕にまとわりついて舞う
ふっと、あなたを思った。

はなの季節の狭間に整えられた樹木の枝葉
み ....
赤信号
とまれだよ
黄色のペタンコツーシータっかあ
おう中身はどうよ
ま当然だよな突っ走れって
おい、まだ辛抱だふんばれよ



悪いねえ
さきに来ちまって
 ....
うたいながら空をみあげ
雲のあいまいなかたちの心象

いちまいの絵をみる
あおい空としろい雲のありきたりの事実



ドイツ語でぐーてなはっと
バッハがつぶやきう ....
せめて明るい話しをしよう

へらへら笑うへろへろしゃべる

おかしいよ変だよと背筋を伸ばし君は言う

僕は創造できず会話の中のこころさえ

思い出せないでへらへら笑 ....
表情の希薄な感情もひとつ灯りに咲く草花
摘み取れというメメントモリ
根こそぎ掘り起こし太陽への捧げもの
怠慢に寝転びながら何も考えず
ガラスの向こうに横たわる草を眺め続けた
哀れ ....
みていた

なにするすべもなく
きりぶかいくろのぬまぞこへおちていくひと
きずついてたひとと
きずついてるひとへ

ザクザクさす男
お前は何を分かっている


 ....
それよりまえにふみこんでくれるな
ゆったりとのらりゆらり
ハンモックにつつまれているのさ
母性をもとめるようちゅうみたい

はずかしいかい


ギリシャ神話のみえな ....
仲間に金髪のアイルランドから来た奴が居るんだ
おもしろいくらい若い女の子達が携帯もって群がって来るのさ
昔は無口な奴だったけど今はいつの間にか知らない女の子と消えていく
教授も居 ....
ゆめいろがどんなかしっているよね
ほしのかずほどあるってこともわかるだろ
それはろまんてぃっくにえがおがてんのかわにうつるのかい
うたがいをもったことってだれでもあるの
わらいなが ....
時間がねえのに逃避して
関係ないことしてるお前
中途半端に罠へとおちた
常にはまる切ないなんて
全く思わず呆れる阿ほう
自覚してどうすんのおい
早く準備に取りかかれよ
明 ....
 ゆうぐれにあめふりやがって
しゃくなげつぼみ
 わらってんじゃねえ

 みちみちみちてめぶくって
いのちつぶふくむ
 いろづくまもなしものくろがなし

 ふりかえれまえみろうせろ ....
ベルヤ(15)
タイトル カテゴリ Point 日付
ナミノリいらいら自由詩310/8/5 1:12
20cmのはみ出し自由詩310/6/15 19:12
座標自由詩3*10/6/14 23:21
円の外自由詩210/6/13 17:41
蝶をみる夢自由詩3*10/6/11 2:32
車か君か自由詩310/6/7 1:34
ここにいるために自由詩6*10/6/5 13:40
わからなくていい自由詩210/6/5 0:16
河の中州自由詩010/6/4 2:55
弔い合戦自由詩1*10/6/3 1:01
吊り橋自由詩3*10/5/31 0:01
おんな自由詩4+*10/5/25 22:36
薄羽蜉蝣自由詩1+*10/5/25 0:47
なに自由詩210/5/21 18:31
このあたり自由詩5*10/5/19 17:45

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