{引用=
誰がお前に主を与えたのか
−神がです
誰がお前に主に従えと言ったのか
−神がです


自由なる労働者は 安定した雇用が保障されず
年老いたときに 生計を立てる手段を持ち合わ ....
ペダル・プッシャー!
ロンリー・シー!
ウォーク・ドント・ラン!
ベンチャーズ!!

夏になるとベンチャーズを聴きたくなる。
夏はベンチャーズだ。

じっとりと流れ出る汗をなめとり、
 ....
「彼女からの伝書鳩を心待ちにしたものだ」
前時代的な。そう思う俺は、彼女からの手紙を待っている

「彼女からの手紙を心待ちにしたものだ」
前時代的な。そう思う俺は、彼女からの電話を待っている
 ....
煙草を吸うのは、酒を飲むのは、床に伏せるのは。

音を聴くのは、本を読むのは、画を観るのは。

親を殺すのは、友人と語りあうのは、恋人を抱きしめるのは。

俺以外の人も、俺も。
気分を転 ....
飯を喰らって寝るだけで、
ヒトの体ってやつぁ生きていけるにも拘らず。
その日の踊り子は6人。
その中の一人は○○出身だそうだ。

同郷のストリッパー。

音楽が流れ彼女が表れる。
彼女は皆に笑顔を振りまき踊る。

別に彼女目当てで来たわけではない。
本 ....
おとうさんとおかあさんが
体をすこしずつちぎりあわせ
ぼくは生まれました。

二子三子四子五子
きょうだいが集まってきます。
せまいぼんべの中にとじこめられきゅうくつです。

一人二人 ....
あんな人になりたい!
あんな風に曲に曲を、詩に詩を編み込んで、
己の世界を表現したい。

あんな人になりたい!
あんな風に己の力で、己の道を、
踏みしめ歩いていきたい。

あんな人にな ....
表現を とやかく言うほど 馬鹿じゃなし

なにがすき? 何でもと言うほど 馬鹿じゃなし

流行を バカにするほど 馬鹿じゃなし

価値観を 勇んで説くほど 馬鹿じゃなし

価値観を 頂 ....
渋柿のような岩石の顔を持つ男。
そのまなこは蛙卵のように美しく透き通り、
その中心には黒い黒い玉がある。

渋柿のような岩石の顔を持つ男。
その文明の一切を否定した声は、
原始の文化であり ....
平素は決して交わらない、あなたとわたしが。
互いの名も知らぬ、あなたとわたしが。

刹那

あなたの情動する皮膚が、血肉が、硬骨が、わたしのものとなり、
わたしの宿す恋情が、想念が、覚悟が ....
今日も彼がいた

あの人を探す彼
今にも期待が溢れそうになるを 力づくでせき止める彼

人が流れ、淀み、転がっていくその流れを
ただあの人に会いたいがため せき止める彼

「木曜日なら ....
音楽を詩に出来ないものかと考えることがある。

詩は音楽になりうる まぁ歌だ。

逆も、出来ないものかと考えることがある。

例えば

うぇにっつごーるど あう いず だーく
ぎょ ....
降り積もる雪の如く
湧き出でる清水の如く

澄明なる泥濘の如く
千里を見通せる闇の如く

私がいくらその大業を厭えど
黙々と自らの責務を全うするもの

とろとろと とろとろと
「今日は終日家の中にいたので、外が雨だったなんて分かりませんでした」

私がそういうと 彼は大きく頷いて

「そうだろう、自ら外に踏み出さなくては何も分からないんだ」

「でも、終日家の中 ....
おだやかな喧噪の中
肢体を浮かべ そして、ゆっくりと沈めていく。

市営プールの水は 軽やかに
そしてその身深く すべてを溶かしこんでいく。
汗や洟や涎や涙や膿も
吐き出された空気や抜け落 ....
ぞろぞろぞろぞろぞろぞろ。
客足多くして。

ぞろぞろぞろぞろぞろぞろ。
動物博覧会に。

ぞろぞろぞろぞろぞろぞろ。
回腸を満足させ。

ぞろぞろぞろぞろぞろぞろ。
蝸牛の機嫌を ....
早起きして電車に乗ったのである

振り替え輸送で大混雑だったのである

しびれるような女性と密着したのである

イヤーピースを落としたのである
なんでもない一日なもので
なんでもないものを食べる

そうして気がつくと おれは
クレータ島のミーノータウロス

生き物であるから 腹は減るもの
出てきた人間を ながしこむ

7人の ....
男か女か わからない人が
男か女か わからない人と
つき添いゆく

善とか悪とか スキモノなので
ここぞとばかり 彼達を悪としたのだが

男らしい男であるはずの この身には
男も女も  ....
いたみ このいたみ

今日の闇を 明日の光を
にぶい絶望を するどい希望を

舌に降り落ち 歯を押し入る あの味を
肌にすりより 陰部をかける あの人を

すべてをぬぐい去り ぬり潰し ....
ざこのようにねむるよさ
ねこのようにかしこまるよさ

たがいに貶めるよさ
たがいに慰めるよさ

においの残るよさ
きえて無くなるよさ
祖父が他界した。
原因は忘れたが、86才。ひとつの寿命だろう。

遺言「文学賞を取れ」

むちゃくちゃだ。今際の果てまで、相も変わらず。

物理専攻、技術会社就職。
評価基板の設計担当 ....
R.F.(23)
タイトル カテゴリ Point 日付
奴隷制擁護の歌自由詩1*10/10/1 7:07
夏のベンチャーズ自由詩1*10/9/20 22:35
SFのようなもの自由詩0*10/7/20 0:04
気分を転換するという自由詩010/7/18 9:55
問題提起自由詩1*10/7/15 23:29
同郷のストリッパー自由詩0*10/7/14 21:28
毒がす自由詩1*10/7/5 0:16
あこがれ自由詩2*10/6/29 21:51
指針、あるいは宣言川柳2*10/6/23 21:54
渋柿のような岩石の顔を持つ男自由詩1*10/6/22 20:21
刹那自由詩010/6/22 7:18
あの人の木曜日自由詩010/6/20 21:39
詩とか音楽とか散文(批評 ...3+*10/6/19 23:39
サンドマン自由詩010/6/19 3:31
窓の外自由詩2*10/6/17 22:56
市営プールの水の中自由詩1*10/6/16 23:37
動物博覧会にいったよ自由詩1*10/6/16 0:01
糾える電車自由詩0*10/6/14 21:30
うしの丼自由詩010/6/14 0:02
男か女か自由詩1*10/6/12 20:44
はらいた自由詩1*10/6/11 7:16
価値観自由詩2*10/6/10 20:35
再かい散文(批評 ...1*10/6/9 20:22

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