だいじなものが だんだんとふえていく
あふれそうなそれらを りょうてでだきかかえる
こぼれてしまわないように
おとしてしまわないように
だいじなものは すくなくていい
だいじなものは ま ....
あなたの過去にはあまり興味ない
だけど過去を語るあなたの瞳は好き
たいして聞いていないのに
よく聞いているフリをするのは悪い癖
どうして夏は
私たちを過去へ引き戻そうとするんだろう
陽 ....
あのとき死んだあなたに
騒々しい鎮魂歌を送るわ
あなたがうっかり起きてしまうように。
その瞼の裏には
現在は何が映っているの?
生きてる間は虚ろだったのに
耳元で怒鳴りつける私に
....
もしも、あのとき
そこにknifeがあったなら
隣に眠るあなたを殺していたでしょう
刹那を永遠に変えたかった
だけどそうするには
あまりにあなたを求めすぎた
かわいいあなたの無防備 ....
いつしか 夢みたいな甘い言葉は厭きてしまった
だって 嘘ばっか
だから 幻として楽しんであげることにした
男はいつも自分に甘いから
赦してあげないとね
時々厳しく鞭でぶ ....
まばらに差し込む光
手をくぐらせ
ぬくもりを確かめる
朝はやってくる
だからこの胸の不安も
いつしか消えていく
横に眠るあなたの鼾が
何よりも
何よりも煩わしい
近しい人 ....
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