不快な夢を見たから仕方がない、とシェドゥムは自分に言い聞かせて酷い有り様の鏡を眺めた。そして自らの寝不足を示すその悲惨な顔をではなく、閉め忘れたドアの先の暗がりが映り込んだタブローを凝視し始める。それ ....
その気負いが私には大層いとおしい、そんなことを言うときっと彼女は隠しきれない屈辱を半月から漏らしつつ、ありがとう、なんて返すのだろう。そうして堪らずに伸ばしたように向かってくる私の腕を拒絶できまい。衿 ....
有末
(2)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
シェドゥムのための習作
散文(批評 ...
1
10/7/22 18:36
しみ
自由詩
2*
10/7/15 17:25
0.05sec.