近所の下町を散歩中で
ありかたが詩のような人を、詩は簡単に超えることはできなくて、あるいは散文ならありかたに近づくのか……でも知らないことでわかることがすきなところであり、散文は知ることで書く部 ....
東京の冬
その中に小さくあった
僕たちの冬
踏切の音に
時折降った雪
「三回降ったんだっけ、雪」
人が人の思いを
お互いに舐めて
踏切の音が
消えてゆくこと
に期待して
つん ....
冬なのにヤシが植わってら
起伏ある町の谷間で俺はそれを見上げてる
青い天井の倉庫の中
ジオラマである
ロリコンは嫌いだ
そんな声がタイヌードルの店のヨコを通り過ぎた時
聞こえて
振り ....
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