いつのころからか

あれほど苦痛だった仕事が楽しくなった

怒られてばかりで暗かった気持ちも

ふてくされたように無気力な日々も

いまは再現できない

あの頃、部長に移動願を出し ....
あなたはどこにいるの

目の前にいるような 彼方で泣いているような

あなたはなにを見ているの

同じものをみているような 目をつぶっているような

寄り添うように 離れていくような
 ....
屋根の上の 空をみあげ

とらわれない 心を知るの

青い空の 雲をおって

この道を歩む 歩調を知るの

あなたはだれ

影がみえる

逆光の中に ほほえむ影が

走って ....
何もないと言っておく

何も持たないふりをする

なにももたずにえんやこら

何も持てなくなっていく

嘘を本当に変えていく

だめなあんたの手口だね

いいのよ あたしは信じ ....
ガタンゴトン帰り道

ほろ酔い気分のお隣さん

アビシニアンな夜に

とおりすぎるよ家々

あの橋越えて あの池こえて

車掌さん 最寄り駅はまだですか

家へ帰るよあ ....
さよなら青春

さよなら独身

さよならピーナッツ

さよならタイガース

さよなら水戸泉

さよならヤングジャンプ

さよなら波動拳

さよならナディア

さよならさ ....
痛む前からわかってる

夏の陽光(ひかり)は石つぶて

風呂に入ればシリシリと

明後日までは治らない


ふと気がつくと ペロリと剥ける

あの日の僕が落ちていく


よ ....
加古川少年(7)
タイトル カテゴリ Point 日付
101%の毎日自由詩211/10/21 22:46
道のりのはなし自由詩211/8/11 22:10
日常の中で自由詩211/8/11 2:07
トワイライトな闇の中自由詩311/8/2 23:00
夜はお幸せに自由詩211/8/1 23:33
永訣の歌自由詩111/7/15 23:22
日焼け自由詩011/7/14 22:52

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