今朝は左足から玄関を出たので、帰りに雨が降ってしまった。
降り注ぐ水滴は国家予算を否決させ、太陽の寿命を2年縮めた。
おかげで地球裏の内紛はとりあえずの終結を見、駅前のパン屋は赤字になった ....
おれたちは 平行線
つかず はなれず まじわらず
でもそれゆえに わかたれず
たとえばこんな かなしい夜には
手をつなぐくらい いいのかな
おれたちは 平行線
遠い昔の幼い目に ....
ある日あなたは月だった
僕は宇宙飛行士になった
ある日あなたは歯車だった
僕はそっと時計をばらした
ある日あなたは数式だった
僕はチョークを折りまくった
ある日あなたは風だった ....
怖いのは
死ぬことよりも
死にたくないと
のたうつ心地
なにごとか言っているようで その実なんにも言っていない
そんな言葉を目にするたびに こうはなるまいと戒めるけれど
戒めすぎて なんにも書けない そんな病気にかかることもある
書き出す ....
「ただそれだけ」と
口に出したら
それはもう嘘
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