怒りと感謝は相反するものでありながら
どちらも無くては存在できないほど惹きあう物

怒りの裏に愛と感謝があり
悲しみの裏側に喜びと慈しみが存在する

善と悪が裏表であるように
紐解けば  ....
今ある自分になるための過去があった

そして今この瞬間も

未来の自分の為の時となる


過去は捨てる物じゃなくて

向き合う物なんだね


受け止められた時

その想いは ....
誰かが言ってた

ハッピーエンドな映画しか見たくないって

私は言ったよ

幸せな恋愛映画はつまらないって


終わりが良いのは己の恐れ

1+1を10億にして

明日を昨日 ....
「春夏秋冬」  菜穂&ペポパンプ作

(春) ペポパンプさん

雪どけの水が冷たく
花が咲き始める
まだ風は強く
一面黄色になる。

(夏) 菜穂

咲き誇る花々は
焼きつく日 ....
心の声を聞くのには
耳鳴り程度がちょうどよい

不必要な言葉は聞こえない
でも 
自分の愚かな声は聞こえてしまう

月と太陽が逆さになって
月明かりで過ごすこの世になったなら
余計な ....
もっともっと遠くへ
もっともっと扉を開いて

今を抜け出し 過去を振り払い
運命の輪を 回していくんだ
そうでなきゃ
息が詰まってしまいそう

みんなが進む道
私が歩む道

それ ....
同じ時代に生まれおちた奇跡

同じ時を刻み
同じ空気を感じ
この瞬間の風を受ける

あの空も
あの月も
大地の声も

共に感じる事が出来るこの世に
生息している今を感じながら耳を ....
命は生まれ、命は消える
終わりなき命の連鎖には
百の千の虚しさがある

無駄な命など無いさと
何度も自分に言い聞かせてみた

人の意識に留まる事もなく
人の心に残る事もなく

理解 ....
落ち葉は舞い上がり
私の心を吹き抜けた

はらはらと
はらはらと・・・

舞っては落ちるその作業を
何度繰り返してきたのだろう?

木漏れ日が頬を射す
目を細めれば 見えるあの空
 ....
言葉は
人の心を犯す細菌にもなる

心の中と言う 見えない場所に
どうにもならない感情を巻き起こさせる

時に 心を感動に導く事もあるが
人はどうしても 苦しみに焦点を当て
いつまでた ....
夜の街にダイブしたなら
何かが見えるだろうか?
掴むことのできない
見えない何かが

暗闇と街明かり
静かなる鼓動と
張りつめた空気

夜の孤独と葛藤を
織り交ぜたような空間に
 ....
歩む先は 光に満ちているのかい?
今よりも 温かな道だろうか?

ひび割れた大地も 
うまく渡れるようになっただろうか?

揺らぐ足元は 飛び越えていこう
凍える風も 光射せば溶けるだろ ....
いつの日にか 同じ道を歩いていた
あの頃と変わらぬ
人々の群れ
忙しく動くバス
排気ガスだらけのビルの谷間

いつか私が落とした心は
残っているのだろうか?

薄汚れた歩道橋の階段は ....
鼓動は いつも我と共にあり
孤独や不安も 共に受け止めた
うごめく感情も すべて
そこにいたんだね

感情ってどこにあるんだろう?
見えやしない心の傷を
どう癒せばいいのだろ ....
時が落ちる空と
暗闇に染まりゆく部屋
淋しげに伸びる影を見つめながら
いつか見た同じ陰りを思い出す

人生とは何たるものか
生きるとはなんだろうか
若き日の迷いそのままに
移りゆく部屋 ....
夜風が冷たく包む
誰かの悲しみと哀愁をさらった風は
私の心を吹き刺す

いくつもの思いは
私のココロと解け合い
人の温もり感じてた

忙しく過ぎ去った
それぞれの生活
小さな幸せ
 ....
一日の始まりは
闇に混じりし時の歌

魑魅魍魎が帰りし世界に
夜露に濡れた 土の香漂う
この世界は
また再び訪れる 戦いに染まってゆく

人の世の 儚き夢
狂おしく ....
朝起きて 大地を読み
今日吹く風は西か東か
空気は何色?
お日様は見えるのかと
空に聞いてみた

決まりなどない
どこ吹く風
今決めるのさ 今求めるのさ

風の匂いは  ....
花は散るから美しく
儚い命だからこそ
強く輝く

薬漬けで得た美しさは
骸骨に装飾したような
命の消えた冷たい屍に見える

長き時間
その美しさを楽しむのなら
一瞬でも
本物の命 ....
人は行く
それぞれの荷物抱えて

右に左に朝日を受けながら
今日もまた
心にかすり傷をつけに・・・

傷を作る度
人は強くなる
時に傷を癒しながら
また人は成長する

喜びも悲 ....
必要とされない自分の無力さに
幾度泣きあかしたことだろう

与えてもらうばかりで
何も与えられない自分は
生きる意味すらないんじゃないかと
苛まれる日々も多かった

いつか誰かにとって ....
*白昼夢

私は夢を見る
想像する
かなえられない夢を 白昼夢のように
そのうちそこから抜け出せなくなる
現実と隣り合わせの世界
私はそこの住人になる
悲しい仮面は現実に脱ぎ捨てて・・ ....
私が作った料理を
食べる人がいる

私が洗濯をした物を
着る人が居る

私の手で作り出した何かが
誰かの役に立つ事もあるんだなと

次々に口へ運ばれる料理を見ながら
ふと そう思っ ....
雨が降る
静かに そして激しく

ココロを揺らす雨音は
憂鬱なため息に似て

降り注ぐ雨は
私の涙を隠してくれた

我儘に生きていく事が
人を傷つけるのなら
自分が傷ついて
血 ....
死ぬまでの鼓動の数が決まっているのなら
私の命は幾ばくか

狂った心臓は早鐘のごとく鳴り響き
アンバランスなココロは悲鳴を上げた

むき出しの傷口には
塩を塗り込む奴らがいる

荒れ ....
雲が流れるように
私の心も留まることなく
常に流れ 常に薄れゆき
地上を眺めているのだろう

多くを求める人間には
幸せを感じる時間などなく
小さな幸せに 気づこうともしない

あぁ ....
あなたを愛して死のう
その瞳に 私が映る事は無くても
私はあなたを愛して死のう

与えられた時のすべてを
あなたを想って過ごし
あなたの幸せを願って生きる

深い闇の道の先に
明かり ....
当たり前に動く この体も
ずいぶん使い果たしたものだ
これは借り物の器
自分の物であるのは魂だけ

それすら神に与えられた奇跡なら
空気に漂う気配だけが
己自身なのかもしれな ....
何一つ確かなモノなど無く
何一つ信じる事も出来ず
何一つやり遂げる事の出来ない私は
人にいったい何を言えるというの

着飾るだけの
腐食した心を
直視する勇気もなく

また落ちて
 ....
それでも雲は流れ・・・
夜になり、日が昇る。
心が立ち止っている間でさえ、
雲は流れる。
止まっているのは自分だけ。
確実に時は流れている。
苦しくも悲しくも…
菜穂(45)
タイトル カテゴリ Point 日付
境界線自由詩3*12/1/20 16:30
過去への執着自由詩4*11/12/30 20:03
恋愛映画の結末は自由詩4*11/12/7 21:05
「春夏秋冬」 (連詩)自由詩4*11/12/7 21:04
耳鳴り自由詩6*11/12/5 20:04
自由詩3*11/12/3 22:21
時を共に自由詩2*11/12/2 20:35
月の囁き自由詩2*11/12/1 21:38
移ろいゆく心自由詩4*11/11/30 15:26
コトノハ自由詩3*11/11/29 21:46
夜に紛れた夢想自由詩5*11/11/28 18:00
Start自由詩3*11/11/24 19:54
記憶自由詩5*11/11/17 15:18
迷走自由詩5*11/11/12 20:21
暮れゆく部屋自由詩1*11/11/10 14:51
帰路自由詩3*11/11/7 23:21
夜明け自由詩0*11/11/7 14:54
風に乗って自由詩4*11/11/5 6:44
ブリザーブドフラワー自由詩2*11/10/31 4:38
心に傷を自由詩011/10/30 22:03
夜の迷いごと自由詩0*11/10/29 20:08
心の欠片自由詩1*11/10/26 22:37
自由詩4*11/10/25 16:56
雨音自由詩1*11/10/24 16:12
鼓動自由詩2*11/10/22 22:20
流れゆく心自由詩2*11/10/20 15:46
愛する事自由詩1*11/10/20 0:15
魂の行方自由詩1*11/10/17 23:56
行き止まりの道で自由詩4*11/10/15 18:55
雲は流れる自由詩1*11/10/14 21:13

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