答えを先送りしているのは僕のためだ 
だって今この瞬間が君と僕との時間の最期じゃないから 
一秒先 
一日経ち 
一か月が過ぎ 
一年後 
君と僕の答えがわかる 
だから今が一秒先へと動 ....
一番悲しかった嘘 
涙が出るほど優しかった嘘 
胸が痛かった嘘 
叫び出したいほど切なかった嘘 
思わずへたり込んだ残酷な嘘 



『君を愛していた』 
私があなたの2歩後ろを歩くのはね 
あなたの背中をちゃんと見つめていたいから 
あなたの前に何があるのか 
あなたは何を目指して行くのか 
それを知りたいから 
そしてあなたがどんな姿で歩い ....
君の丸ごと全部を欲しいと思う
俺が男だから

君の全てを守りたいと思うのは
僕が恋人だから

狂おしいほどに触れたいと願う想い

震えるほどにたじろぐ清純な君の美しさ

君を丸ごと ....
今日の日差しはとても暖かい 
だからでしょうか 
ほろ苦い思い出がふとよみがえりました 
ピンクのビニールバッグを持って泣きながら歩いたあの夜のこと 
たった30分だけの家出 
今ではバッグ ....
『本当に欲しいなら手を伸ばせ』 
そう繰り返す 
『本当に欲しいなら手を伸ばせ』 
そして胸を叩く 
『本当に欲しいなら手を伸ばして掴め』 
例え掴み損ねても 
手を伸ばした分だけ 
想 ....
だから どうしろと言うのよ
だから どうしたいと言いたいのよ

わかってる
わかってる
嫌というほどわかってる

喉まで出かかった言葉を
どれほど苦く感じながら
再び飲み下しているの ....
少年が少女に恋をする 

少女の心は恋によって女性へと孵化していく 

しかし少年はまだ少年のまま 

いつしか少女は愛を知る女性へと変わる 

少年はその愛を受けてもなお少年のまま  ....
戻っておいで 

君はこの言葉が好きだと言った 

帰れる場所があるんだと安心できるからって 

はにかんだ微笑み 僕はその表情が好きだよ 

言葉にできずに照れるとこ 

だから ....
10代の頃は自分と世界とはあまりにもかけ離れていた。

自分と世界を結ぶのは感情の高まりだけだった。

しかし大人になると自分と世界は信じられないぐらいに密接する。

それは世界を包み込め ....
僕は自分の心を持て余す
君は君なりに気持ちを表現しようと
躊躇いながら恥ずかしげに
僕にキスしてくれるのに

僕は自分の心を持て余す
抱きしめても
抱きしめられても
それでも欲深く
 ....
ただ伝えたかった
君の耳へと届いた瞬間にシャボン玉が割れるように消えてしまったもいいから 
ただ伝えたかった 
誰よりも愛おしい君よ 
誰よりも愛らしい君よ 
ずっと笑顔でいて 
ずっと幸 ....
恋に理由など必要ない 
だが愛は明確な理由付けが必要だ 
なぜなら愛には本当の強さが求められるから
大きく両腕を広げて君は深い海へと誘(いざな)われていく 
君の長い髪は美しくゆらゆらと乱れる 
水を掻き分ける僕の手は力強く伸びていく 
君の微かな声は僕の体に触れる微小な泡沫 
どこまでも君 ....
彼女を好きだと考えるのは『理性』じゃない 
彼女を愛おしいと感じるのは『感情』じゃない 
彼女を欲してると思うのは『心』だ 
へ理屈も哲学もいらない 
ただ心臓の高鳴る方へまっすぐに突っ走れ
歯をぎりぎりと噛みしめる
私の目の前に広がる闇を睨みつけながら

負けたくないと思っていた
決して背を向けるもんかと

叩きのめせ
叩きのめせ
自分の胸を打ちながら
繰り返しては吐き ....
それでも僕は 
また君に恋をする 
息をするように自然に 
なぜという疑問も 
どうしてという狂おしさも 
君の瞳の輝きの前では色褪せる 
穏やかな静寂
あの満月の鼓動まで聞こえてきそう ....
愛してる 
愛してる 
愛してる 
大声で叫んでみても 
か細い声で呟いても 
あなたにはけっして届かないから悲しいんじゃない 
あなたにはけっして伝わらないから寂しんじゃない 
止めら ....
なぜ?って聞かないで

どうしてなの?て見つめないで

理由が必要なの?


今までたくさんの出逢いと別れを経験してきた僕達

それに理由なんてあったかい

確かに理由らしく聞こ ....
ねぇ開いてみせてよ 
君が手でぎっちりと握っているものを 
それは君の『夢』なんだろう 
本当は飴玉のように甘く休息を感じさせるものなのに 
そんな風にギュッと握り続けていたら 
とても固く ....
時々 本当にたまにだけど 

こう思う時があるんだ 

君が吸い込む空気 

君が飲む水になりたいって 

笑わないでくれよ 

本当にちらっと思うことなんだからさ

 

 ....
夢だと思った 
君が僕のそばで笑ってくれることが
 
夢だと思った 
掴んだと感じた瞬間が幻だったことを 

夢だと思った 
君が僕の隣で歌を口ずさんでいることが 

夢だと思った  ....
伝えられない告白ならいらない 
伝わらない言葉ならいらない 
視線だけで伝える告白 
視線だけで伝わる言葉 
それが幸せなのか 
それが切ないのか 
君だけが知っている僕の気持ち 
君だ ....
銀のブレスレットは誰かがくれたものではなかった 
それは私が私自身のためにたてた誓いのブレスレットだった 
また再び涙が溢れようとも決して怯まないと 
必ず立ち上がり一歩踏み出すと 
心に決め ....
寂しいって思っていても言えない 
あの時君は感じていたはずだから 
今の僕よりももっと… 
だから思っていても言えない 
なぜ君の所へ走っていかなかったのか 
そう悔やんでも君は戻らない 
 ....
そばにいて 
そう言って欲しいの? 
あなたを感じたい 
そう言ってしまいたい 
私だけを見つめて 
そう言ってしまえば 
この手を離す時がもっと辛くなる 
あなたの背中が見えなくなる時 ....
無色透明で
無味無臭の
まるで空気のような悲しみ

ただ呼吸をする度に
痛みが走る悲しみ
境界線をはみ出す 
僕の感情 
君の視線 
あと少しの距離でためらう僕達 
きっとここまでが僕のエリア 
たぶんここまでが君のエリア 
今はそう 
僕達の境界線 
だから僕は嘘をつく  ....
胸に隠したこの言葉を

風がこっそりとさらってしまった

「I love you」よりも切なくて

「I need you」よりも悲しい

この言葉を運んで行った

届かぬはずの君 ....
黙ってるけど何でか心地いい 
君はファッション雑誌をめくりながらコーヒーを飲んでる 
僕はお気に入りの鉄道模型の電車達を磨いてる 
僕が口ずさむ鼻歌にいつのまにか君もハミング 
そんな僕達の明 ....
文字綴り屋 ひじり(205)
タイトル カテゴリ Point 日付
答え自由詩2*14/5/21 14:10
自由詩114/5/16 15:57
理由自由詩014/5/2 23:42
お願いだから 俺を見つめないでくれ お願いだから 僕に触れな ...自由詩114/4/21 19:53
春の日差し自由詩114/3/30 14:56
無題自由詩014/3/28 21:21
自由詩014/3/1 0:33
自由詩014/2/18 23:20
自由詩014/2/16 22:30
今宵の月は丸く、風は冷たい自由詩014/2/12 22:35
僕は自分の心を持て余す自由詩014/2/11 21:50
ただ伝えたかった自由詩114/1/19 0:04
恋愛についての一考察自由詩1*13/11/3 11:24
Dive自由詩1*13/10/18 21:51
RUN自由詩2*13/10/13 14:09
問い自由詩113/9/28 11:27
眠れぬ夜自由詩213/9/22 0:47
愛してる自由詩113/9/11 22:25
理由自由詩013/8/27 19:36
君へ自由詩113/8/21 21:21
盲愛自由詩2*13/8/19 22:22
刹那自由詩013/8/8 22:39
夜の…自由詩113/7/31 22:53
誓い自由詩1*13/7/11 0:29
寂寞自由詩013/7/3 20:59
around me自由詩013/6/22 14:27
悲しみ自由詩113/6/15 21:18
嘘をつく自由詩013/6/8 14:52
言葉自由詩113/5/29 20:06
君まで20cm自由詩113/5/24 20:48

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