心臓の扉を開けてしまった君が あっけなく風に吹かれた
枝になった虫食いの葉は 抗うことなく舟に乗る

また一つ箱が出来上がった 蓋はしっかりと閉じられた 中はきっと真っ暗なんだろう

「 ....
パイプで分断されて
その路には行きと帰りが作られた
そう思うのは僕が人だからか

老人がぐるぐる回っている
足 足 足 足 足 足

彼女は崖に足をかけて
割れた路の真ん中にたって
 ....
すまめ(2)
タイトル カテゴリ Point 日付
箱の中自由詩012/2/3 5:24
境い目自由詩011/12/16 2:42

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