小田原の夜の海は
悲しむべき空虚さでしかなくて
恐ろしくなって
僕は逃げ出した

城下街の白色灯の光は
哀れむべき浅はかさを照らし出していて
怖くなって
またも僕は逃げ出した


 ....
CLBA(1)
タイトル カテゴリ Point 日付
寂しさの単振動自由詩112/7/28 3:55

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