スキナヒトノナマエヲ
ヒャッカイノートニカクト
コイガミノルトイウメイシンガアリマシテ
ソレヲスイコウスルタメ
マズハサトシトカイテオッタノデスガ
ソノウチヒロミヤゴロウモアラワレマシテ
 ....
たとえるならば
練炭の赤

たとえるならば
灯火の青

たとえるならば
えぐられた胸

たとえるならば
雨に満つ海

見つけてしまった
キャラメルの箱
あなたのフォークギターの音色が、
いまならわかる。
父よ。

あなたの米の飯の硬さが、
いまならわかる。
母よ。

はじまったばかりの夜空に、
大きな星ふたつ。
自立決定自己愛共感個性確立
くりかえす。

3歳児クラスの高島先生は、
少し思う。
育てることが私のシゴト。
育てることは私のヨロコビ?

園長先生も、時にたゆたう。
こんなに自信の ....
どうでもいいけど
やめとくれ。
できれば
そんな
かわいい
かおは。
ひねって、しぼって、
まだしたたらぬ
ことのは
ふぜいを
きどるのは。
あなたがいま
火をつけたたばこには
着火口から1.2mmのところに
680度の熱を関知すると
大爆発を起こす薬品がふくまれています

300円傘は
雨よけにもなりませんし
槍よけにもな ....
あさのかいぎに
まにあわなくなりそうなほど
ねばりついてくる
ちいさなて

あさめしもくってない

それでしあわせだ。


あんなにあんなに
ぱらそるをふったあなたが
むこうど ....
鉄筋コンクリートの複眼が
注視していたので
火をつけるのをやめた

他人の病を口実に
会社を休んだ

ここらはおっさんたちのシマで
わたしの居場所は
腐りかけのベンチの
そのまた角 ....
あなたのうたは
桜の煙。

あなたのうたは
時には恐れ。

あなたのうたは
おひなさまの日。

あなたのうたは
壊れた机。

あなたのうたは
母の泣き声。

あなたのうた ....
 佐藤君は思います。

 たまには西田君みたいに
 晒されたり裏返されたり、
 そんな生き方もいいかも知れない。

 いくつもの賞をもらっても、
 皮を剥がれ焼かれ煮詰まり
 透明な堅 ....
いつもそばにいるけれど、
けっしてひとつにならない。

つきときんせいになりたいと、
おもったきのうが、

わたしのくびをしめる。
「じいちゃん。
 実は俺、じいちゃんのいとこの繁子さんの女房なんだ。」

「そんなこといったって、わたしはあなたのおくさんだしそれに、
 おじいちゃんには兄弟もいないわよ。」

「より江  ....
ツマは

ほんとうに

ここにいたかったのだろうか。
扇風機がこわいという。

そのうち夜な夜な
耳元でしつこく「回りながら旋回」したあげく、
冷蔵庫を開けて、
冷えた発泡酒と枝豆で晩酌などするという。

しかも冷蔵庫は、
扇風機に少し気 ....
7月2日(金)
日本には標準語なんかナイ!
ふけばとぶよなそんざい

7月4日(日)
ホーソーン「緋文字」
トーマス・マン「ブッデンブローグ家の人々」
ミラン・クンデラ「不滅」「存在の耐 ....
夜空にパンチ。


その紙くずは

目覚めの頃に

見つかるだろう。


薄水色の

明け方の空に。
おまえ

いっつも

かみのけいっぽん

にえきらないんだよ
少し焦げた動物の方がいいのなら。

本当にそう思うのなら

言ってもいいのよ。

正直に。

カボチャはまだ焼けてないわ。

歯磨きが嫌いって

いやいやして

泣いていた ....
おにぎりのかどが

とがった。



ごぜん2じ
せんせい、あのね。
せんせいのすたんぷかわいいね。

あのね。
ぴかちゅうのえがついてるの。

「がんばりましょう」

って、
ままよんでくれたよ。

すごいって、「しょう」って ....
加減乗除の果て。

らくだのコブには

梅酒が満ち満ちていた。
子供料理番組に出演。

ロケ、AM10:00。
応援多数。

放映、PM6:00。
ギャラリー満載。

「好きな野球選手は誰ですか?」
「うえはらです。」
「うえはら選手のどんなと ....
ゼロバンメにすきといったら
ほれられた。

そのうち白けて
にげられた。

なんもない訳じゃないんだよってば。

それがなきゃ
いちばんだってないんだよってば。

わかんない奴だ ....
嘘つきではないけれど
全てを語らない人や、
嘘しかつけない優しい人や。

いろんな嘘で
できあがった
この街に、
のんびり暮らしていることが。

日常になってしまった
僕がいる。
ほしいほしいほしい。
ぜんぶぜんぶほしい。
なにもかもてにいれたいのは、
わがままじゃなくほんのう。

ほしいほしいほしい。
ぜんぶぜんぶほしい。
なにもてばなしたくないのは、
しゅう ....
壊れてしまった

ふとんばさみが

とりのような

弧を描いている。

夏のベランダ
涼(すず)(26)
タイトル カテゴリ Point 日付
ザセツ自由詩005/10/21 21:55
たとえるならば自由詩3+05/10/21 21:27
手紙自由詩305/6/10 0:23
スクール「輪廻」自由詩005/6/9 1:55
おせわ自由詩105/4/29 15:54
ロシアのルーレット自由詩304/8/24 22:29
逆説自由詩404/7/21 16:34
朝の公園自由詩204/7/15 0:29
あなたのうたをきいていると自由詩004/7/12 20:55
友情(税込1030円)自由詩804/7/9 22:09
ワルツ自由詩204/7/9 21:23
アイの賛歌自由詩004/7/7 22:22
タイの胸中自由詩104/7/7 21:32
君よ。自由詩404/7/7 20:55
自称女子高生日記抜粋〈7月〉自由詩204/7/6 21:42
つき自由詩404/7/6 21:28
極上パスタ自由詩604/7/2 18:27
焼き肉に負ける日自由詩004/7/2 18:26
おべんとう自由詩204/7/1 21:29
そうして梅子3才は大人になってゆく自由詩504/7/1 14:42
ダリ算自由詩404/6/29 21:32
野球少年自由詩304/6/29 0:13
無敵ゼロバン自由詩304/6/29 0:01
暮らしのリズム自由詩304/6/27 23:15
ぜんぶ自由詩204/6/27 23:06
青空自由詩604/6/27 22:58

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