時刻が
今は夜だ
という意見を可決した頃
満天
とはいかない星空を受信していた僕

ああ
この街は明るい
夜は眠らないようです

西の空
刑務所のサーチ・ライト

有り得ない ....
月の左側半分を一晩預かるから
朝になったら返そう

お日様におはようを言い
お月様におやすみを言い
半分を返したら
僕の拡散を繋ぎ止めておいて


夜の
世界が
暗転し
空の
 ....
やんわりの放物線
描く
右手から
左手への
キャッチボール

それを虹だと言い張って
僕を幸せにすると言うの
金星に
咲く花が
一向に散る
気配を見せず
ちらり
ちらりと
倒錯する
2つ3つが
1つに重なり
その時
僕は
嘲笑を思い知った

アイスクリームが
抉り取られ
空いた隙 ....
リアリストだからか
冷たくされるのは冷たくしたからか
異邦の人だったかも知れない
もしかしたら

勘違いってやつ
思ってるよりも正直なんだよ
これがトマトだと言われればそれまでさ

 ....
あの街で暮らす為
奴は売人になった

フランスパンの

売人って言葉に敏感になれるなら
潜む危険も嗅ぎ分けられる

気付ける事に気付かない時の無防備さ
足元に注意し過ぎて傘を忘れたり ....
「見くびらないで」

僕は一時
そう言う君に見とれてみた

だって強がりにしか見えなくて
そんなの可愛い過ぎだったから



湧き上がる感情を否定なんて出来ないっていう口癖

 ....
たいにぃぼいす(67)
タイトル カテゴリ Point 日付
受信、後、落着自由詩1*04/11/27 3:16
月を待つ自由詩4*04/11/24 3:03
アーチ自由詩3*04/11/22 2:52
金星自由詩4*04/11/22 2:26
異邦の人自由詩104/7/5 15:52
Dizzy Gonna Crazy自由詩4*04/7/4 20:50
時計仕掛けの少女自由詩2*04/7/2 14:05

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