籠はとても鋭くて脆い。だけれどその一部分しか見えない場所にいるわたしの考えてはいけないことかもしれない
街中で自然と探す目は過去。在る(
探さない方に現在があるといった謎かけ。
時差をまた少しだけ
ほんの少しめくってきました
受信と発信の違いをすでに失って
なんねん だろう?
ニモツノコウソクカイテン
(埋れたくなかった
瞬き ひとちがい
とても綺麗なもの
....
叫びたくない
冷え冷えとした悪意をみつめて
両手であたためるまで
ほんのひとつだけ
何も考えずに 声を
聞いていたいときがある
新しくなることを
いつまでも願っているだけでは
....
誰かが
一礼
私は足踏みを
自分でケンエツします
大切なものだけが
落ちてこない部屋に
呪われのみちを指差し(窓だけが封鎖されてるのをみた
旋風の自白に
嘘をついたことを謝ります
....
....
電飾に縁どられた
人と人のあいだ
影の中の瞬き
流れる
動きは不確か
いつの間にか
呑み込まれてしまった
音は聞こえないで
吐く息の白さを
見ていた
にかいからおちてくるめぐすりをみあげていた
おさしみにはなりたくないといのるさみしさ
かごのなかのさかなびんにうつした
落ち葉の絨毯
こどもたちが駆け抜けたあとからさっと散らばり
土肌が見えた
落ち葉の色が土に染み込んでいた
わたしはその足跡のそばに持っていた荷物を置いた
その時たまに見たことは
呼吸の ....
燃えるみずうみに
繊維を浸した
繊維は濃く
あおいろを流して
伸びて行く線が
溶け沈み込むまで眺めた
内臓を散らかしたような空が見えたから
遠い海の色を想像していました。
しばらく見ていると増殖していく雲が次第に均一に伸びて行った
排水溝から枯葉。季節が流れ込んでくる。
冬になった ....
漂う迷いが残していた幾つもの線は
決して振り返ることは出来ないから
持っている紙が柔らかな紙になって
自在な形を折りたいと考えていた。
繰り返される迷いや
知っている範囲の真実を探すことが
もはや何かの復讐としてしか呼ばれないのなら
消え去ってしまいたい
それぞれの真実を
かきけしてしまうのなら
虹 ....
秋雨
影は
よると重なる
夜明け
カラスたちの声を信じることから
始めよう
引き戸の開く音
そうして一日が始まる
0.18sec.