忍者になりかけてから
将来が心配になったので入ったのが大学でした
ここにはもう
学者はひとにぎりしかいないみたいで
あとはみんな
商社とか出版社とかに行くようです
父が忍者だったことを思い ....
動いてはまたもとの視線へ還っていた

そしていつかがらんとなった
噛み付かれながらもまっすぐに
吸わいとられる
ごむ。
メるヴぇいゆ。
夜のくうきに両手を挙げては火のような けつえきに、覆われていく あばらのやまの 影から見つめる  わたしは
あなたに
 ....
  {ルビ暮=ボ}

   {ルビ雨=う}が

  サ、
    いぼうが

       
     さ



      細胞が



       ボ、

 ....
  のぼろなかば
  よる
  よろけ
  ねじれた頭に
  語りなる
  沼がある
  鳥から上げ
  蛙と呼ばれ
  沼はさい
  脳のなかを
  這いまわ 
      る ....
電車に乗るどこかに連れて行かれる
たしかに
どこかに連れて行かれる電車には
ひどい恐怖があるとくに
闇の
なかを走り続ける地下鉄の
なかの蛍光灯
にぽっかりと照らしだされた人たちが
何 ....
ふたぱたん
ふたぱたぱたん
 と
くらっぺん
  ●
auf/zu
   空
  くらっぺん
  
あいつはぼっけえ、
おされな奴だよ。
あおふんつー
  おら
 auf u ....
火炎
   のどから
      くラいひぇン
          太陽の
             のどの奥から
               ィ矢が出る
                ....
はるはだと {ルビ赤色=せきしょく}は
愛したような西風を
ほむらのようにはんでいた 
 遠くには玄関が

歩きだされた叫びのように
かたむき倒れた墓石のように
日は駆け落ちて 落ちた慕 ....
高橋正英(9)
タイトル カテゴリ Point 日付
忍者自由詩10*05/5/2 0:50
ひかり未詩・独白305/2/10 4:02
la vie自由詩9*04/9/20 17:29
自由詩204/9/13 0:06
めろでぃ自由詩404/8/22 12:32
地下鉄自由詩604/8/10 23:47
はる 風吹くわ自由詩404/7/10 1:43
京都は乾いて六月に河原町を叩いて走る自由詩14*04/7/7 23:57
自由詩904/7/7 9:25

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