嫌いだよ。


それは色無く重たくて

誰にも届かない。
足元に降り積もっては見えないまま。


嫌いだ嫌いだ嫌いだ.



見えないから

見えないまま

知らない ....
目の片隅に

ひとつ、ふたつ

過ぎゆく風が

いたい、さむい


けれどもまだ、閉じない

瞼をそのまま



このままで、
 僕はまだ歩いて行くのだ。



 ....
五月雨(2)
タイトル カテゴリ Point 日付
「存在する」の定義自由詩013/3/7 15:45
自由詩213/2/4 18:37

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