詩の日めくり 二〇一四年十三月一日─三十一日/田中宏輔
ェニンゲンの浜辺』16、菅野昭正訳)
『図書館の掟。』は、タイトルを思いついたときに
これはいい詩になるぞと思ったのだけれど
書いていくうちに、お腹を壊してしまって
『存在の下痢。』を書くはめになってしまった
『図書館の掟。』は、たしかに、書いているときに
体調を崩してしまって、ひどい目にあったものだけれど
まだまだ続篇は書けそうだし
散文に書き直して小説の場に移してもいいかもしれない
『存在の下痢。』は、哲学的断章として書いたものだけれど
読み手には、ただ純粋に楽しんでもらえればうれしい
『年平均 6本。』は、青春の詩だ
一気に書き下ろしたものだ
「青春」という言葉は死
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