詩の日めくり 二〇一四年十三月一日─三十一日/田中宏輔
は死語だけれど
「青春」自体は健在だ
現に、dionysos の同人たちは
いつ会っても、みんな「青春」している
表情が、じつに生き生きとしているのだ
『熊のフリー・ハグ。』以下の作品は
opusculeという感じのものだけれど
これまた書いていて、たいへん楽しいものだった
読者にとっても、楽しいものであればいいと願っている
去年の1月1日の夜に
コンビニで、さんまのつくねのおでんを買った
帰って、1口食べたら
食べたとたんに、げーげー吐いた
口のなかいっぱい、魚の腐った臭いがした
すぐに、コンビニに戻った
「お客さんの口に合わない味だったんですよ。」と
店員に言い
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