詩の日めくり 二〇一四年十三月一日─三十一日/田中宏輔
もの古代ギリシア哲学者たちや
プラトンその人、ならびに、新プラトン主義者たちや、ストア派の哲学者たち
近代では、汎神論者たちや、象徴派の詩人や作家たちがそうなのだが
彼らの見解とも源流を同じくするものであり
それは、現代とも地続きの19世紀や20世紀の哲学者や思想家たち
詩人や作家たちの考えとも
その根底にあるものは、大筋としては、ほぼ同じところにあるものと思われる
ぼくが、くどいくらいに繰り返すのも
ヴァレリーのいう、「自我」の役割と、その存在が
空集合を下の層としている、ぼくの2層ベン図のモデルと
その2層ベン図が多層的に積み重なっているという
多層ベン図の空間モデルで1
[次のページ]
戻る 編 削 Point(12)