J・C ペニー 蒼風薫/エヴァル−ジュ
く風
白煙となって登るのは天国への階段
一歩一歩の靴音を一人きりで 抱きしめて
あなただけに打ち明けた 私のことを 稀にも
あなたが忍日の子ないことをよくよく反芻しながら
子守唄
自分を許せないほどに朝が好き
自分を騙せないほどに明日を待ってる
償えない森羅万象への数々を軽く、靴で踏みながら
今日も生き行くことを
省みるようにと
春の梢が歌っても
ポーツマス
あなたはコバルトブルーを見ていた
隣で私はあなたを見ていた
夢よりも夢 果を超えて夢
異国の太陽はその日
確かな2つの影を朗らかに謳い
風は7つの空
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