いつか報われるはずの、いつか(悩み多き感情の詩 その8)/涙(ルイ)
 

「えーッ、別に付き合ってるとかそういうんじゃないんだよねぇ
 優しいしいい人だとは思うけどねぇ
 それに何でも買ってくれるし 何でもいいよいいよって
 要するに便利なATMみたいな? アハハハハハ」


なんかそれ聞いたら 急にバカバカしくなってしまって
ボクはずっと 彼女が喜んでくれてるとばかり思っていたし
彼女が笑ってくれるならと どんなワガママも受け入れてきたんです


センパイ センパイ
ボクの生き方って間違ってるんですか
ボクは一体何のために我慢し続けてきたんでしょうか


ただ 報われる日とやらを信じて
信じ続けてここまでやってきたのに



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