わからない、だろうが/あらい
瑕疵、鋭く開き直るところひたむきと償う懸命なパネルに、砂粒は熱を帯びて。恣意る。体積を洩った爪弾きは重く咬みついたけれど。唇を埋める。また忘れ去られた場所に受け入れるときに、古いビーズの視線をよそに、ぬっと顔を上げた
この現行は迄に記録にないことだ。明日、気味のわるい蛙は故に舞い込んでも むやみ留り木に、伝書鳩がいる無害らしい釦(リペット)だろうよ。つまりいつからかの因果、何らかの事象で弾けたようなものだ。ときはかぎりなく炙れては、思いがけないことに懐い描けないことを、ふと巡り合うような蓮華草にすぎなかった
まあ言い訳じみて追いつくのに苦労した。麻痺とわかるようにこの手を掴
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