わからない、だろうが/あらい
を掴んで、夜気は 差し招く、霞んだ字間の尖りうっとおしく、まあまあ塒まいてさ、式彩の濁流に近くなるほど希薄であげたいから、奇妙におもいながら わざとらしくなかった。
なんだかんだソレがあたしそのものだった
それから宙を識り、行く先を知らぬ星座の意図を解いて、投げ出す格好になり褪めていった よわいひかりで。もう直視した天上には神もないのが
思わせぶりか? 特に表立って浮かんでいたあらゆる私とはどこかしら疚しさを置く。頭のてっぺんまで埋まりここはえぐられる部屋、みちみちた裏表に滋味でる『文』にオブジェがあるから。だから掟になった
それだけだ。
瞬きすると左に曲がる。棒立ちになり、て
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