.... ネックレスをつけるひとの息遣い 「海は嫌い、夏も嫌いだし、晴れも嫌い」 僕が何よりすきだった君


わがままな人ほど白が似合うのだと知った 季節が変わる音がきこえた
そのかわり僕のなまえを覚えてて 僕がきみを忘れるかわりに 動物の




 ....
太陽直下屋上の熱風 吹き返せ吹き上げろ 空調屋外機の孤独

残されたものは何時だって 地を這う 雑草の草いきれ

古本「遠き落日」 まんが喫茶にて読む 一生の歯車の中

捨てられた ゴミ袋 ....
あなたを信ずることができなくなつた余りに地の呻きが大き過ぎるので

主は試みに苦しみを与へられる動物を弄ぶわれらは主なのか

君を口汚く罵る主よわれらに知恵の実を教えたのは何故
彼らの 忘れられぬ記憶と 祈る思いを ずっと語り繋いで



静けさの中 目を瞑る人達の 願いは届く そう信じて



一筋の 煙が空に 消えたとき 静寂包む 蜃気楼の影
罰は何生かさるる侭老齢に後悔ああわたくしは朽ち行く

死を怖れ幾度眼を覆ふ手をはらひのけたか醜き花を

老齢が糸を張り争がたがいに牙を向けるよう仕向けあったのです
無防備に黒髪絡める薬指 乳白色と桜色の爪

くちなしの綻びのない芳香に閉じ込められし柔らかな肌

女子寮の森の香、靴を置く落ち葉 紅茶の茶葉に面影を見る

舌触り この雨の日の洋梨の瑞々し ....
わたくしの人生返せわたくしの仮面薔薇色乳色血色

千人のわたくし造化道化わたくし

喉まで血に浸かり終末を歩む人々踏み拉かれた葡萄の様に
 ....  ....  .... うんと薄くつくったカルピスは母のワンピースに似て少しかなしい 湖の花火

湖のもに光り漂い夕暮の花火大会家族ととも

夕焼けの鮮やかに映え今宵楽し風の吹きいる湖畔に坐して

街の灯がくっきりとしてあと数分打ち上げ花火の始まるを待つ

子の夢と親の ....
原爆が落とされた日は遠くても被爆者にとっては近過ぎる事実

今もまだ震災の傷癒えなくてひときわ光る復興への愛
 ....  ....  .... 簡単な物語でしょういっせいに鳥が飛び立つ時の木星は

異星間移民が未来起こること月には緑があったことなど
熱風と潮のからさに生足を出したというのは言い訳だろう


追想と他人の秘密を剥がす酒 求めないはずの指先を磨ぎ


隙をみせ皮膚が食われるもよおしを芽吹ける場所が賑わっていく
春過ぎて何も知らない通学路柳の下に制服の待つ

まぼろしの夕立にまた軒を借り二本の傘を携えて待つ

図書館の掲示と地方紙の弔事また絨毯の赤は褪せきる

雪に黙りマッチで煙草に火をつけてマフ ....
やんわりと拒否されるのが心地よく
時々くじらと寝ています



穏やかな茶封筒みたいになりたくて
月夜にこもるふくろうの森



浴びるならクラゲの嘘が良いでしょう
色と ....
買いものしようと街までのーブラでサザエさんみたいにでかけたい。

ありがとう不快指数と呪文をとなえのーブラのまま街にでる。

ブラをした彼を見てママの寝室をのぞ ....
歯は歯へとたどりつかぬまま歯となりて響かぬ箱を咬みつづけている



卵から卵のかたち抜け出して誰も居ぬ街誰も居ぬ日々



数列の文字の並びに指を置き現われる色あ ....
ため息がちぎれる夜に正座して冷蔵庫からの明かりで本読む

息つぎの仕方をうまく覚えられぬうちに夜はどんどん深まり

静謐をやぶる術をしりたくて肌を押したり引いたりしてみる

ざらざらの ....
 .... 熟れすぎた花がはじけるとろとろと下着をつけない肌のあいだに

砂浜は背につめたく体温は胸にあつくってどこへもゆけない

こんな日に果実が海に生るなんて 咲かせばすぐに摘み取る指に
這うように日々をゆく目の多きこと嘆きながら同じ目をして
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
阿呆ちゃうかTAT111/8/18 22:38
静寂佐々木青2*11/8/18 10:50
わがままなひと[group]はるな1*11/8/18 1:24
晩夏[group]111/8/18 1:19
PAINTAT211/8/17 21:45
熱風佑木1*11/8/17 14:49
あなたへ高濱111/8/16 3:11
ミツバチ111/8/15 17:55
罰は高濱111/8/15 3:04
花と髪北岡 瑛美子3*11/8/15 2:07
わたくし高濱011/8/14 1:16
バカにつける薬TAT2*11/8/13 21:08
ワイオミング111/8/11 20:52
ベロイト111/8/9 21:45
[group]はるな211/8/9 10:59
湖の花火生田 稔211/8/9 0:10
原爆夏川ゆう411/8/8 16:29
ぼくは花火大会なんか大きらいですTAT311/8/6 23:37
ぼくはほんとうは知ってるよ2*11/8/4 0:10
百円ライターで灯る青春の残像1*11/8/2 21:11
SF高濱111/8/1 23:17
油断大敵伊月りさ311/8/1 19:49
まちびと月見里司111/8/1 18:45
◆時々くじらと寝ています[group]千波 一也1*11/8/1 15:10
「 のーもあブラ。 」PULL.1*11/8/1 2:00
キース・レヴィン木立 悟311/7/31 20:41
朝まで[group]はるな1+11/7/31 3:50
ヘッドロココTAT1*11/7/30 22:42
海辺の桃[group]はるな111/7/30 2:58
這うように[group]111/7/30 2:52

Home 戻る 最新へ 次へ
178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 

【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
0.47sec.