「情報操作」

“アメリカで話題沸騰”
それだけで
怪しい匂いの広告塔



「英国の」

テレヴィジョン
二度の被爆をした人を
運が悪いと笑う乏しさ
音の無い雷光を視て指ひらくひとでなしの手にけだものの鈴



とどめさす瞳の色を忘れたか常にそこに居る常にそばに居る



うつろにはうつろなる色おまえには向こう側の色 ....
珈琲とアルトサキソフォンの豊穣に液晶の海漕ぎ出でる人

珈琲とピアノの滴海となり夜の彼方に跳ねたトビウオ

女生徒の「わたしバカです」渦まいて沈積してゆく初雪の夜

この宇宙は蜘蛛の巣状の ....
息もなく脈もない君に水みたしコンロひねる夜会いたくて 箸置きに次元をかえて架ける橋 転がる二本の非常階段




きみの手のあやとりの糸たぐり寄せ真水に飛び込む指を絡めて




爪先もまなこも縦に尖らせて剥がす鍵盤しろいとこから
 ....
舐めるなと
呟いて立つ
エール沸く
次はお前が
マットに沈め
いつまでも憶えているよ僕達が
骨になっても忘れはしない











 ....
若い日は
どんな恋愛したのかな
聞きたい気もして
想像するだけ
テカる茶が
ゴのつく虫と言えなくて
エナメルちっくな
ダウンジャケット


丈短い
タイトなトップス
もう終り
ゆるカジですよと
言えないアラフォ


先取りもいいけど
質 ....
遠くのほう
気の合うひとと
眺めたい
見晴らしの良い
小高い丘で
魂を
丸ごと持って
行かれたよ
返してくれよ
返せってばよ







 ....
一度きりの水を飲んだ
きみにはもう実家もなく
影も知れない
触れるまでもなく悟ったの 嘘つきが優しさなんて君らしくない


健やかな恋をしていたはずだったハイソックスは失くしたけれど


情のあるひととキスするのに慣れて同じ気持ちは二度 ....
HELPLESS
かつBREATHLESS
笑けるわ
いやかめへんで
来たらええやん




 ....
「頑張れよ」

なんて言わないで

人は皆

必死に生きている
吹雪いてた処も多かろ、此方ではこれが初雨。静かに優しく。

舞い上がった正月埃をほんの少しほんとに少しの雨が鎮める



恋人は何かの匂いのひとがいい焚き火の匂い潮風の匂い

失くした ....
あの人は

















人の母だが女神様、、、
人 ....
おれはいま
だれかを
そっと
殺したい
ともだち
ぜんぶ
川にながして



きみとおれ
今と昔で
違う町
抱えた秘密の
手品を教えて



夕暮れは
盗人だから ....
夜と似た静寂をまちわびている 恋情の背にふる初雪よ


夢の続きをなぞるように傾いて空白のつめたさに日がさす


からからの空気のなかにいきものが 二人そろって息を殺して
タイガース
ホームラン打て
今夜打て
寝屋川市北
重田住設
別れたら
とんと読まなくなったけど
1Kの床
マーガレットコミックス



 ....
珈琲に角砂糖を溶かすようにひらがなにしてあまえていたい

うつくしいせかい あい そら すなのしろが わたしの中で代謝してゆく

しにたいとあいしあいたいのさかいめにおいてきているわたしの ....
 .... こんなにも多量の糞が出るのなら
 俺は当分死にそうにない

食当たり何を食っても粘土味
 油あげ一枚で死ぬかと思った

自転車のオカンがスロープ落ちてきて
 駐輪場で死ぬかと思った

 ....
たまにはさ
お前がおごれ
この俺に
ロープをおごれ
最期ぐらいは
おおマジか


俺は今更死にたいぜ


自殺したいぞ


俺は今更







 ....
スーパーで
おかずを買って
ふと足が
止まってしまう
雑誌コーナー










 ....
こんな日は
当てはまらない
五七五
はみ出た気持ち
素直な数だけ


文字数に
心変わりを当てはめる
ごめんなさい
としか言えないよ


あなたとは
もう逢えないよ
ごめ ....
トントントン。

どこかを叩く音がする。

トントントン。

誰かが必死に叩いてる。

トントントン。

今日もまた叩いてる。

トントントン。

昨日も叩いてた。

 ....
明けまして雪は降らずに暖かな陽が道に降る祝福のよに


冬の日の暖かい陽が柳の葉きいろに染めて水に浮かばす


鈴の音(ね)に猫は跳ね起き鳩は飛ぶ出社の前に神社へよれば


絵馬のな ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
_佐和011/1/24 7:43
虹盲木立 悟211/1/23 21:42
回転木馬都志雄511/1/23 21:37
ケトル小川 葉111/1/23 11:24
非常事態佐藤真夏6*11/1/23 0:19
冥福を祈るテンカウント・ゴングTAT011/1/22 23:06
本日の短歌011/1/21 21:55
ひとりあそび佐和311/1/21 17:20
服にまつわる等身大311/1/21 7:04
道なかば111/1/21 6:38
本日の短歌TAT2*11/1/19 22:36
一月mizuno...211/1/19 18:59
六ヶ月目苅田由枝111/1/19 16:54
本日生まれたテーマで括れもしねぇ短歌達TAT1*11/1/18 21:51
ガムシャラジェシカ111/1/18 10:46
睦びあう睦月[group]小池房枝511/1/17 23:58
これは嘘だけど、職業に貴賎が無いように愛にも貴賎は無い。TAT2*11/1/17 15:39
氷降る部屋コーリャ511/1/17 3:13
まちわびて[group]はるな211/1/16 0:50
深夜残業とか無理だから社長(オヤジ)の機嫌が直りますようにTAT1*11/1/15 21:40
いくえみ綾を読了しても起きねぇとかマジか、、、、1*11/1/13 21:43
角砂糖カワシロ111/1/12 22:21
こんな時ゴクウならどうするか、、、TAT011/1/12 20:30
デっど ・オあ・あらいヴ大村 浩一8*11/1/12 0:54
いっぺんぐらいお前が払ったってバチは当たんねぇぜ?TAT1*11/1/10 0:49
峠は越えたのに1*11/1/8 23:39
文藝春秋 第126回芥川賞受賞作発表1*11/1/7 22:43
嵐の前に佐和111/1/7 19:27
トビラジェシカ011/1/6 10:44
新年短歌うみとゆう011/1/6 0:16

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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