ヘマタイト 夢で見たレ 紅柱石黄色 淡緑四月の
メタルに光 モンクォー や緑や赤に 音楽聴いて
る密やかに ツ色の花二 見えま ....
砂漠吐く 大地を北に追いやりて
掌でひろげゆく 花鳥風月
三面の視線を 井戸に通したる
水面ゆらすは 深紅の星空
くずおもちゃ 集める地平は紙の上
いつか夢見 ....
時つばめ一人夜なべに見上げては
聖天山荘浮かびて涙す
冒険し探検したのはいつの日か
杉山夕陽に冴えて見惚れる
庭に咲く野バラはほのかなピンク ....
人形は動かない
死体も動かない
じゃあ
たまに動く貴方は何?
エスカレーターを掛け上がれ
トレインはもう目の前だ。
何でもかんでも
バターでソテーすれぱ
甘い味がするのよ。
雲間から陽の動く音ふりそそぎ立ちどまる水ふりかえる水
風が開け風が閉ざせし穂の声の微笑むように消えゆくを見る
むずがゆくめざめしものへ吹く風が窓のしずくに描く銀の葉 ....
どうすれば
愛で空が
落ちるのか
お前の心も
落とせぬ俺に
微笑まぬ
お前の顔は
見たくない
力を込めろ
この指先に
取り戻す
愛を求めて
ただ一人
明日の見えない
....
二人ならそう思えるのなんとなく深いところで泣きたくなって
永遠は、
繋ぐ
途切れる?
はじめから
....
サムソンと
言う名の勇者を
殺すのは
つるぎではなく
美女の裏切り
美しく
長い髪の毛
切りました
つながれました
君の鎖に
恋という
弱い女の
武器がある
強い男を ....
夏のよい さめぬうちから 下駄を引き
君を迎へに からりんころり
京くだり
丸竹夷に押し御池
こころもとなきは ただ君のため
数へゆく
姉さん六角蛸錦
絞りの帯は 花一文字
....
あの日には戻れはしないと知りつつも心は今も戻ろうとする
雨音が響くココロに溢れてる想いはいつも透明キャンディー
なつかしい歌ラジオから流れ出しつい無意識に口ずさむ吾
薫りへと目がいきがちな水仙が花も見てよと催促してる
そう、かでも、かなでもかなりでもかなりやでもいいんだよあの鳥の名前は
電話ってさびしがりやのぶきようが作ってしまった手作りのうで
知ってるよ、リサイクルショップに陳列された ....
お兄ちゃんは一生しあわせになれません だって死ぬまできょうだいだもの
ぶさいくかかわいいかじゃなくお兄ちゃんと同じ苗字のこどもがほしい
法律よりあたしの羽をなめるとかそ ....
来月はお誕生日があるからとアルバイトの日少なめにする
引っ越したことを忘れて志木駅で降りようとしたバイトの帰り
授業中私の前の席の子は一生懸命スーパーマリオ
しんとした教室の中響きた ....
もう嫌だガーターベルト殴り捨てひじょうかいだん3段目飛ぶ
ザラザラの苺飴玉もらったら舐めたらいまから忘れてやるから
イバラ姫口をつぐんだきれえな娘バスはアラシの真ん中を行く ....
こんぺいとう 目を閉じ頬に手 しゃりしゃりしゃり
たったひとつで 幸せの姫
ケチャップで うさぎが先っ! ぞぉーが先っ!
コラコラ押すなよ ほーらこんなになっちゃった
{ルビ祖父祖母= ....
何度でも愛しているとくり返す
雨打つ窓にムスカリ蒼く
暑いよね、暑いですよねと会話する二人は何故かつきあっている
予報なく気づかずに降る五月雨も君を迎えに行けるのならば
傘をさす理由をなくし歩いてる濡れてもそれで満足なの ....
湯気の中 愛の言葉を 囁かれ 貴方は一人 麺食らっている
「お返事」を 麺ごと伸ばす 極悪人 胡椒がわりの 沈黙楽しむ
部屋埃鼻水かずむのぼせ鼻くちんくちんと涙目霞む
第十位 ネコ
すりぬけて 君はいつでも 孤高の天使
気のない素振り 耳だけ向けて
第九位 キリン
見くだすのは 背もプライドも 高いから
寝るときくらい 横になれば?
第八位 アザ ....
全てを失った黒
全てを捨てた白
黒は白を追い
白は黒から逃げ
そんな事叶う訳も無く
互いの宿命と運命に翻弄されながら
繰繰ト
来来ト
....
黒い
黒い
壁に
暗い
暗い
天井が
痛い
痛い
私の心を
押し潰して行く
カーテンと言う曖昧な壁を隔てた僕らは
メールと言う媒体を通してしか
自らを伝える事が出来なくて
言葉が声として発する事の出来ない苦悩と
日々戦いながら
毎日、毎日、毎日
....
喜と悲劇 どちらもありよ わからずや
口塞がれる 戦争の後
階段の 踊り場走るこどもには
なにひとしれず ステップを
午前4時 暗闇かりて映画見ゆ
明 ....
居酒屋のアルバイトして過ごす夜満月見ずに朝迎えたり
エプロンを外して背広姿なる夜勤を終えた料理長かな
ぐうぐうと寝息聞こえる早朝の普通列車小川町行き
チクタクと腕の時計の音聞こゆ五時 ....
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